グループEの注目の一戦で、メキシコ代表のモンテレイはUEFAチャンピオンズリーグ準優勝のインテル・ミラノとの試合に自信を持って臨んだ。チームの質という点では下位に位置付けられていたにもかかわらず、モンテレイはセリエA代表のインテル・ミラノに対してバランスの取れたフェアプレーを展開した。
ニコロ・バレッラがモンテレイの守備陣をドリブル突破
試合のターニングポイントは25分に訪れた。右サイドからのコーナーキックから、元レアル・マドリードのキャプテンであるセルヒオ・ラモスが高くジャンプして強烈なヘディングシュートを決め、モンテレイの先制点を奪った。このスペイン人ミッドフィールダーにとって、メキシコ選手権への移籍以来2点目のゴールとなった。
セルヒオ・ラモスがモンテレイの先制点を決めた
インテル・ミラノが試合の流れを取り戻すのに時間はかからなかった。42分、中央での連携プレーから、サイドバックのカルロス・アウグストがラウタロ・マルティネスへパスを送ると、マルティネスは正確なシュートをファーコーナーに突き刺し、1-1の同点に追いついた。これはインテルキャプテンにとって、公式戦直近4試合で3ゴール目だった。
ラウタロ・マルティネスがインテル・ミラノのスコアを1-1に引き分けた
後半は緊迫した展開となり、インテル・ミラノが主導権を握り(ボール支配率59%)、決定機を多く作れなかった。一方、モンテレイは堅実なプレーを見せ、相手守備の隙を突いてカウンターを仕掛けた。両チームとも何度かチャンスを掴んだが、ゴールキーパーのヤン・ゾマー(インテル)とエステバン・アンドラダ(モンテレイ)の素晴らしい活躍で、スコアは同点に抑えられた。
インテル・ミラノは11本のシュートを放ったにもかかわらず、再び相手ゴールを割ることができなかった。ムヒタリアン、アスラーニ、バレッラを擁する中盤は、いつものテクニカルな優位性を発揮できなかった。一方、新監督のクリスチャン・キヴはペタル・スチッチやルイス・エンリケといった新戦力を投入したが、明確な結果をもたらすことはできなかった。
新監督クリスチャン・キヴのインテル・ミラノでのデビューはまだ完全ではない。
一方、前線では、ドメネク・トレント監督率いるモンテレイが、規律正しく結束力のあるプレースタイルを見せた。ラモスに加え、セルヒオ・カナレスやルーカス・オカンポスといった選手たちも、そのテクニックと実戦経験で存在感を示した。
この引き分けにより、両チームとも第1ラウンドの試合終了時点で勝ち点1を獲得した。インテル・ミラノは現在、グループEでリバープレートに次ぐ2位につけており、リバープレートは前節、浦和レッドダイヤモンズを2-0で破った。モンテレイは次ラウンドで6月25日に浦和レッズと対戦し、インテルはリバープレートと対戦する。この試合で次ラウンド進出が決まる。
激しい論争
インテル・ミラノは勝ち点3を全て獲得することはできなかったものの、それでもその実力と国際経験を示した。一方、モンテレイは、この大会に学ぶためだけに来たのではないという強いメッセージを送った。
マメロディ・サンダウンズFC(南アフリカ)は開幕戦で蔚山現代(韓国)を1-0で破り、グループFの首位を獲得しただけでなく、この勝利で200万ドルの賞金を獲得した。アル・アハリはインテル・マイアミと0-0で引き分け、エスペランス・デ・チュニスはフラメンゴに0-2で敗れたため、マメロディ・サンダウンズFCはFIFAクラブワールドカップ開幕戦で勝利を収めた初のアフリカ代表となった。
出典: https://nld.com.vn/sergio-ramos-lap-cong-monterrey-chia-diem-tiec-nuoi-voi-inter-milan-196250618104056404.htm
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