オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は6月25日、「適切な時期」に中国を訪問すると述べ、二国間貿易の重要性を強調するとともに、北京でオーストラリア人記者が拘束されていることに懸念を表明した。
オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相(左)は、2022年11月15日、インドネシアで開催されたG20サミットの傍らで中国の習近平国家主席と会談した。(出典:AP通信) |
オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は6月25日、「適切な時期」に中国を訪問する意向を示し、二国間貿易の重要性を強調した。同時に、アルバネーゼ首相は北京で拘束されたオーストラリア人記者についても懸念を表明した。
オーストラリア労働党は、両国の外交関係が最低水準に落ち込む中、アルバネーゼ首相に対し、2020年に北京がキャンベラの一部製品に課した非公式の禁止措置と関税の撤廃を求めるよう圧力をかけている。
訪問時期について具体的に問われると、アルバネーゼ首相は「日程は適切な時期に決定される」と答え、7月に首都ビリニュスで開催されるNATO首脳会議に出席するためリトアニアを訪問すると付け加えた。
アルバネーゼ外相は、ジャーナリストの拘束に関して、中国で拘束されているオーストラリア人が訪問前に釈放されるかどうかについてはコメントを控えたが、2020年9月から北京で拘束されているオーストラリア人ジャーナリスト、チェン・レイ氏の釈放を求める声を改めて強調した。
オーストラリア首相は、「二大国」間の貿易におけるあらゆる障害の撤廃を引き続き支持すると述べた。「真実は、オーストラリアにとって中国への輸出は利益になるが、中国にとってもその輸出を受け入れることは利益になる」と首相は述べた。
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