ファム・ナット・ピ氏(59歳)は、2015年初頭から中国の中央銀行である中国人民銀行(PBOC)の副総裁を務めている。しかし、ロイター通信によると、同氏は職務を停止され、2022年11月から中国中央規律検査委員会(CCDI)の調査を受けている。
中国人民銀行元副総裁ファム・ナット・ピ氏が中国共産党から除名された。
中国人民銀行に入行する前、ファン氏は中国建設銀行と中国投資公司で複数の幹部職を歴任した。過去2年間にわたる北京政府による金融セクターへの取り締まりにおいて、調査対象となった中国人民銀行の最高位の職員である。
ロイター通信は中国国営メディアの情報として、CCDIはファム氏が長年にわたり規則に違反し、贈り物、金銭、宴会、旅行、ゴルフ、その他多くの活動など多くの利益を受け取っていたと結論付けたと伝えた。
中国メディアによると、ファム氏は長年にわたり、投資の名目で権力と金銭の交換契約に参加し、利益を上げてきたという。
彼はまた、融資や事業活動で利益を得るために自分の地位を利用し、多くの土地に対して賄賂を受け取っていた。
ファム氏は党から除名され、すべての政府役職を剥奪された。違法に取得した資産はすべて没収され、法律に基づき訴追される。
近年、中国の習近平国家主席は金融セクターにおける汚職幹部への取り締まりを強化しているとされている。ファン・イーフェイ氏や人民銀行金融政策局元局長の孫国鋒氏を含む複数の中国人民銀行高官が、汚職疑惑により失脚している。
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