3月4日午前、グエン・ミン・ヴー外務常任副大臣とロシアのウラジーミル・チトフ外務第一副大臣が戦略対話を議長として開催した。
双方は、伝統的な友好、開放性、信頼、相互理解の精神に基づき、特に政治外交、防衛安全保障、貿易投資協力、多国間フォーラムにおける協力など、あらゆる分野における二国間協力の状況を検討し、また、双方が関心を有する地域的および国際的な問題について意見を交換した。 
双方は、戦略対話メカニズムの有効性を高く評価し、近年の二国間協力において達成された前向きな成果、特に2023年には積極的に実施された各レベル、特にハイレベルの代表団の交流や接触により、協力を促進する好ましい基盤が構築され、障害が速やかに除去され、ベトナム・ロシア間の包括的戦略的パートナーシップの強化に貢献したことを認識した。双方は、特に両国がベトナムとロシアの友好基本原則に関する条約調印30周年(1994年6月~2024年6月)及び両国外交関係樹立75周年(1950年1月~2025年1月)を迎える文脈において、今後も実質的かつ効果的な二国間協力を維持・促進し、合意された協定及び協力プロジェクトの実施に努める決意を再確認した。ウラジーミル・チトフ第一外務次官は、ロシアはベトナムを信頼できるパートナーとみなしており、ベトナムとの実質的な関係を重視し、発展させたいと強調した。また、両外務省が二国間協定の実施、障害の除去の促進、潜在的分野における協力の拡大、各国の開発ニーズへの対応において、引き続き調整役としての役割を果たしていくことを提案した。双方は、 世界情勢及び地域情勢が急速に変化していると評価し、二国間協力を迅速に促進するため、年次戦略対話メカニズムを効果的に維持するとともに、多国間フォーラムにおいて情報交換及び調整を行うことが必要であることで一致した。双方は、地域及び世界の平和と安定のため、国連、ASEAN・ロシア協力の枠組み、その他の国際フォーラムにおいて緊密な協力を維持していくことを確認した。この機会に、双方は次期段階に向けた両外務省間の協力計画に署名した。
ロシアのウラジーミル・チトフ第一外務副大臣とグエン・ミン・ヴー常任外務副大臣が3月4日の戦略対話を議長として務めた。
BNG
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