フィリピンの救助隊は、南部ミンダナオ島で発生した土砂崩れから60時間後に閉じ込められていた少女の救出に成功した。
「奇跡です」と、ダバオ・デ・オロ州の災害対策当局職員エドワード・マカピリ氏は本日述べた。「救助隊員に希望を与えてくれます。子どもの生存能力は通常、大人よりも低いのですが、この少女は生き延びました。」
地元当局によると、少女はミンダナオ島マサラ村で発生した土砂崩れを救助隊が素手とシャベルで除去していた際に発見されたという。年齢は明らかにされていない。
マカピリ氏によると、少女は検査のために医療機関に搬送される前に父親と面会したという。「彼女には深刻な外傷はありませんでした」と彼は述べた。
2月6日夜に発生した土砂崩れにより、少なくとも11人が死亡、100人以上が行方不明となった。複数の家屋、バス3台、そして金鉱労働者を乗せるために待機していたジープニー1台が土砂に埋もれた。
2月8日、フィリピンのダバオ州マサラ村で、救助隊が重機を使って行方不明者の捜索を行っている。写真: AFP
本日、この地域を襲った豪雨を受け、救助隊は泥の中に閉じ込められた生存者の捜索に時間との戦いを強いられています。泥を取り除くための重機に加え、犠牲者が閉じ込められているとみられる場所では、シャベルや素手での捜索も行われています。
フィリピンの山岳地帯では、土砂崩れが常に脅威となっている。豪雨に加え、鉱業、焼畑農業、伐採による広範囲にわたる森林伐採が、その危険性を高めている。
さらなる土砂崩れの恐れから、マサラ村と近隣の4つの村では数百世帯が避難し、緊急センターに搬送された。マカピリ氏は、被災地は2007年と2008年の土砂崩れ以来、「建築禁止」区域となっていると述べた。
「人々は立ち退きを求められ、再定住地を与えられたが、多くが帰還を主張した」と彼は語った。
タン・タム( AFP通信)
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