ロイター通信は、習近平国家主席が6月16日にビル・ゲイツ氏と会談すると報じた。中国の国家主席が外国の実業家と会談するのは数年ぶりとなる。
マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツ氏は今週、中国に出張しています。ロイター通信によると、彼は6月16日に習近平国家主席と会談する予定です。
習近平国家主席が外国の民間企業リーダーと会談するのは数年ぶりとなる。会談は一対一で行われる見込みだ。両者が協議する議題は明らかにされていない。
ゲイツ氏は6月14日、2019年以来初めて北京に到着したとツイッターで発表した。同氏はそこでビル&メリンダ・ゲイツ財団のパートナーらと会う予定だと述べた。
2月に英国出張中のビル・ゲイツ氏。写真:ロイター
ゲイツ氏は2020年にマイクロソフトの取締役会を退任し、健康、 教育、地球規模の気候変動に関する慈善活動に注力しています。2018年以降、同社の経営からは遠ざかっています。ビル・ゲイツ氏は現在、資産1310億ドルで世界第5位の富豪です。
この億万長者が最後に習主席と会談したのは、2015年、海南島で開催されたボアオ・アジアフォーラムの会場でのことでした。2020年初頭、習主席はゲイツ氏とビル&メリンダ・ゲイツ財団に対し、新型コロナウイルス感染症対策として500万ドルの支援をしてくれたことに感謝する書簡を送りました。
この会談は、習近平国家主席が外国の民間企業リーダーと会うのも数年ぶりとなる。中国はパンデミック対策として国境を閉鎖しており、習主席は3年近く中国を出国していない。
中国経済の再開に伴い、最近多くの外国企業CEOが中国を訪問している。しかし、彼らは主に大臣や首相との会談を行っている。中国の李強首相は3月にアップルのティム・クックCEOと会談した。ロイター通信によると、テスラのイーロン・マスクCEOも丁学祥副首相と会談したという。
これは、近年の米中関係の悪化や習近平国家主席の国家安全保障問題への懸念から、外国のビジネス界が中国に対してますます慎重になっている中で起きている。
ハ・トゥ(ロイター通信による)
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)