インドネシアU16チームとの試合に臨むベトナムU16チーム
U.17ベトナム代表は、U.17東南アジア大会で銅メダル決定戦で開催国インドネシアに0-5で敗れ、無冠に終わった。トラン・ミン・チエン監督率いるチームは、グループBで首位に立ったものの、準決勝でU.17タイ代表に敗れた。
大会終了後、トラン・ミン・チエン監督はVFFと協議を行い、両者は今後は協力関係を解消することで合意した。同時に、元ベトナム代表ストライカーのチエン氏は、テクニカルディレクターの肩書きを持つコントゥムクラブに別れを告げ、昇格プレーオフへと駒を進めた。
チャン・ミン・チエン監督はタンニエン紙の取材に対し、「今のところ具体的な予定はありません。ベトナムU16代表とコントゥムクラブに別れを告げた後は、家族と過ごす時間を優先しています。近いうちに、妻と子供たちを夏休みに旅行に連れて行くかもしれません」と語った。
トラン・ミン・チエン監督が家族とエネルギーとインスピレーションを「充電」する一方で、VFFは来年10月に開催されるU17アジアカップの予選に向けて準備を進めるベトナムU17チームを引き継ぐ人材を緊急に探している。
トラン・ミン・チエン監督がベトナムU16代表とコントゥムクラブに別れを告げる
VFF は後任候補者のリストに、優秀かつ適切な名前を数人挙げていることが知られているが、残念ながら彼らには別の計画があり、最終合意には至っていない。
特に、ブラジルからは、 ハノイ・クラブの元キャプテンで象徴的な存在とされ、首都のサッカーチームでユースチームを率いるクリスティアーノ・ローランドという大物の名前が登場した。
ヴァスコ・ダ・ガマ、グレミオ、ベンフィカでプレーした元センターバックの大きな強みは、2008年から2013年までVリーグのハノイFCでプレーしていた経験からベトナムのサッカー文化を理解していることだ。
クリスというニックネームを持つコーチにとって、さらに大きなプラスポイントは、彼が直接ハノイ U.17 チームを率いてバリア市(バリア・ブンタウ省)で開催される全国 U.17 トーナメントに出場し、準々決勝に進出したことだ。
クリスティアーノ・ローランド監督はベトナムU.17代表に適任だと考えられている。
VFFの専門コンサルティングレポートによると、クリス監督はハノイU.17チームに、ボールコントロールに重点を置いた4-1-4-1と3-4-3フォーメーションをスムーズにローテーションする、非常に柔軟なプレースタイルを適用している。
評価によれば、ハノイクラブとの合意に至れば、クリスティアーノ・ローランド監督がベトナムU.17代表を率いる可能性は非常に高い。同監督はU.17全国大会の有力選手たちの調子とレベルを非常によく把握しているからだ。
VFF自体も、2025年AFC U-17選手権予選の準備として、キャプテンのポジションを早急に決定する必要に迫られている。予選では、ベトナムがグループIのホストとなり、対戦相手はキルギスタン(10月23日)、ミャンマー(10月25日)、イエメン(10月27日)となる。
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