
フエ大学。
今回のランキング期間では、前期間にランクインした5つの大学(ズイタン大学、トン・ドゥック・タン大学、ハノイ国家大学、ホーチミン市国家大学、ハノイ工科大学)に加えて、ベトナムからはフエ大学がさらに1校ランクインしました。
ハノイ国立大学は今年、 世界トップクラスの高等教育機関ランキングにおいて、951~1000位グループから851~900位グループへと順位を上げました。特に、「就職活動における評判」(世界472位)と「就職活動の成果」(世界202位、前回より197位上昇)という2つの項目において、ハノイ国立大学は引き続き企業から高い評価を受けています。
「採用実績」基準は、「卒業生インパクト」と「卒業生の就職」という2つの指標によって評価されます。このうち、「卒業生インパクト」指標は、卒業生の顕著な業績と影響力(ノーベル賞やユネスコなどの国際的な賞の受賞、世界38の証券取引所に上場する企業の取締役、フォーブス誌やタイム誌のリストへの掲載、重要な国際NGOのリーダー、各国政府における要職など)を測定することで算出されます。
ホーチミン市国家大学も世界トップクラスの大学ランキングで901~950位(昨年は951~1,000位)にランクインし、順位を上げました。ホーチミン市国家大学は、9つの基準のうち3つで世界トップ500にランクインしており、その中には、採用における評判(389位)、卒業生の就職率(466位)、学術的評判(481位)が含まれています。
その他のベトナムの高等教育機関のランキングは以下のとおりです。ドゥイタン大学(495位、昨年の514位)、トンドゥックタン大学(711~720位、昨年の721~730位)、ハノイ工科大学とフエ大学はともに1201~1400位グループに入っています。
QS WUR 2025は、学術的評判、採用評判、科学スタッフ/学生の比率、科学スタッフあたりの引用数、外国人科学スタッフの比率、留学生の比率、国際研究ネットワーク、卒業生の就職率、持続可能な開発など、前回のランキング期間と比較して重み付けが変更されていない9つの新しい基準をQSが使用する2回目の調査です。
今回のランキングでは、106の国と地域から参加した合計5,663の高等教育機関の中から、1,503の高等教育機関(うち21機関は初ランクイン)がQSによってランク付けされました。
東南アジアには、QS WUR 2025ランキングにランクインした大学が84校あります。そのうち、マレーシアは東南アジアで最も多くの大学(28校)をランクインしており、次いでインドネシア(26校)、タイ(13校)、ベトナム(6校)、フィリピン(5校)、シンガポール(4校)、ブルネイ(2校)となっています。ランクインした大学は4校のみですが、シンガポールは世界ランキング20位に2校(シンガポール国立大学(NUS)が8位、南洋理工大学(NTU)が15位)と、依然としてトップの座を維持しています。
世界トップ10では、英国と米国の教育機関が引き続きその地位を維持しており、両国からそれぞれ4校がトップ10にランクインしています。米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)は12年連続で第1位を維持しており、インペリアル・カレッジ・ロンドン(英国)はQS WUR 2025ランキングで第2位を維持しています。
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