3時間48分の試合を経て、ノバク・ジョコビッチは第12シードのテイラー・フリッツを4セットで破った。ジョコビッチはこれでフリッツに対する9勝目となり、フリッツに対する無敗記録を守り抜いた。
ジョコビッチは48回目のグランドスラム準決勝に進出した(写真:ゲッティ)。
フリッツはジョコビッチとの対戦で自信を失っているように見え、ジョコビッチは苦戦を強いられた。最初のサービスゲームでは、フリッツは3つのブレークポイントをセーブし、ゲームを守るために9つのアドバンテージを費やさなければならなかった。第3ゲームでも同じことが起こり、フリッツは3つのブレークポイントをセーブした。
しかし、連続セーブの後、フリッツは堅実なプレーでリードを奪い続けた。第12シードのフリッツは、第12ゲームでダブルセットポイントを握られ、サプライズを演出しそうになったが、ジョコビッチが見事にセーブ。タイブレークでは、セルビアのフリッツの安定感が最大限に発揮され、2度のミニブレークを奪って7-3で勝利した。
ジョコビッチは第2セットの第1ゲームでブレークを奪われ、その後フリッツは難しいゲームで勝利を重ね、差を広げ続けた。フリッツは第2セットで合計8本のブレークポイントを守り切ったものの、サービスゲームを落とすことなく6-4で勝利し、1-1のタイに戻した。
第3セットに入ると、ジョコビッチは好調なスタートを切り、ブレークのチャンスを掴んで2-0とリード。その後も、速いサービスゲームで相手に追いかける展開を続けた。フリッツの追い上げは空しく、第8ゲームで再びブレークを許し、ジョコビッチが6-2で勝利した。
フリッツは9回対戦したが、まだジョコビッチに勝てていない(写真:ゲッティ)。
第4セットの最初のゲームを終え、ジョコビッチは第6ゲームでブレークに成功し4-2とリードを奪ったが、フリッツは次のゲームですぐにブレークを果たし、ジョコビッチに勝利のチャンスを逃した。しかし、フリッツは相手のアドバンテージを奪った後、第8ゲームで良いプレーができなかった。ジョコビッチはこのセットで2度目のブレークを果たし、6-3で楽々と勝利を収め、3-1で試合を締めくくった。
ジョコビッチは決勝への切符をかけて、ヤニク・シナーとアンドレイ・ルブレフの試合の勝者と対戦する。
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