米コメックス取引所で最も取引量の多い5月銅先物契約(HGc3)は、2024年5月以来の高値となる5.025ドルを付けた後、0.6%上昇して1ポンドあたり4.99ドルとなった。
ロンドン金属取引所(LME)の指標となる3カ月物の銅は0.1%上昇し、1トン当たり9,869.50ドルとなり、5カ月ぶりの高値9,892ドルに達した。
コメックスの銅先物価格はロンドン金属取引所(LME)価格に対して火曜日に過去最高の1トン当たり1,192ドルまで上昇し、2月13日に記録した最高値や直近の1トン当たり1,126ドルを上回った。
「ロンドンとニューヨークのスプレッドについて憶測が飛び交っている。最大の要因は、25%の関税が課されるのか、無関税なのか、あるいはその中間なのかだ」と、コペンハーゲンのサクソバンクの商品戦略責任者、オーレ・ハンセン氏は述べた。
トレーダーらは、米国産業の活性化のため外国からの輸入品に関税を課すというトランプ大統領の政策によって打撃を受けた金属価格にプレミアムを支払っており、ロンドン金属取引所(LME)の銅価格は2025年までに12%上昇する見込みだ。
米国は先週、鉄鋼・アルミニウム製品への25%の関税を発効したが、トランプ大統領は銅への新たな関税の可能性についても調査を命じた。
「関税が発表されない限り、銅は世界から米国へ流出し、銅が米国に滞留したまま世界市場が逼迫することになるだろう」とハンセン氏は付け加えた。
トレーダーらが米国への原料出荷を求めたため、倉庫からの搬出に割り当てられていないLME銅在庫は過去1カ月間で半分以下の12万3150トンに減少した。
金属価格へのもう一つの圧力は、金属の主要消費国である中国の経済不確実性である。
その他の金属のうち、LMEアルミニウムは0.9%下落して1トン当たり2,664ドル、亜鉛は0.9%下落して2,931.50ドル、ニッケルは1.2%下落して16,230ドル、一方、スズは0.5%上昇して35,365ドル、鉛は0.5%上昇して2,092.50ドルとなった。
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出典: https://kinhtedothi.vn/gia-kim-loai-dong-ngay-19-3-tang-len-muc-dinh.html
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