シドニー空港は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州全域で長引く大雨により大規模な洪水が発生する恐れがあるため、5日午後2時30分(現地時間)現在、国際線6便、国内線109便の運休を決めた。
大雨が降り続く中、日が進むにつれてこの数字は増加する可能性が高い。シドニー空港の広報担当者は、滑走路は開通しているものの、4月5日は遅延が発生する可能性があると確認し、利用者は航空会社に連絡して運航状況を確認するよう勧告した。
ニューサウスウェールズ州全域で一夜にして大雨が降り、シドニーでは4月4日午前9時以降、48時間合計で160mmを超える記録的な降雨量となりました。ジョージズ川の水位が上昇したため、南西部郊外チッピング・ノートンの低地の住民は4月5日深夜までに避難するよう指示されました。州緊急サービスも警報を発令し、ホークスベリー川の水位が急上昇していることから、グレーター・シドニーの住民に対し避難準備を促すよう指示しました。シドニー南西部では、気象局がリバプールとミルペラで中程度の洪水が予想されると発表しました。
大雨により、11路線が集まるレッドファーン駅のインフラが損壊し、鉄道の運行にも支障が出ています。ニューサウスウェールズ州交通局によると、レッドファーン駅の設備故障により一部の列車に遅延が発生し、また雨天のため乗車時間も長くなったとのことです。4月5日も遅延と列車の運行停止は続く見込みです。AAPによると、ゴールドコーストでボート事故が発生し、2人が負傷、2人が行方不明となっています。
スカイニュースはオーストラリア気象局(BOM)の報道を引用し、雨は今後も降り続き、ニューサウスウェールズ州の一部地域では300mmに達する可能性があると報じました。同局はまた、一部地域で大雨と強風が予想されるとして、厳しい気象警報を発令し、シドニー都市圏、イラワラ、その他6つの地区の住民に警戒を呼びかけました。大雨により、暴風雨、強風、洪水のリスクが高まると予想されています。
チ・ハン
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