ハンガリー駐在米国大使によれば、ロシアのプーチン大統領とハンガリーのオルバーン首相が最近中国で会談したことを受けて、ワシントンと北大西洋条約機構(NATO)は共に懸念を抱いている。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は10月17日、中国北京で開催された一帯一路国際協力フォーラムの傍らで、ハンガリーのヴィクトル・オルバーン首相と会談した。(出典:ロイター) |
ハンガリー駐在の米国大使館は10月20日、ハンガリーのオルバーン首相とロシアのプーチン大統領の会談を「懸念すべき」とする声明を発表した。
今週初め、ハンガリー首相は中国・北京で開催された一帯一路国際協力フォーラムの傍ら、ロシア大統領との二国間会談を行った。これは、ロシアが2022年2月にウクライナへの軍事作戦を開始して以来、両首脳の初の会談となった。
これに先立ち、10月19日の記者会見で、デビッド・プレスマン駐ハンガリー米国大使は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国とスウェーデンの代表がブダペストで会合し、ハンガリーとロシアの関係深化に対する高まる懸念について話し合ったと述べた。
「ハンガリーがプーチン氏とこのような形で交渉することを選んだことは憂慮すべきことだ」と駐ハンガリー米国大使は述べた。同時に、プレスマン氏はオルバーン首相がウクライナへの攻撃を開始した国側についたことを批判した。
一方、ハンガリー政府はこれらの批判を否定している。ハンガリー首相府長官のゲルゲイ・グリャス氏は、ハンガリーのATVテレビで次のように述べた。「米国大使にはハンガリーの外交政策を決定する権限はない。それはハンガリー政府の任務だからだ。」
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