ホーチミン市教育大学ロシア語科講師のホアン・ティ・ホン・トラン博士(32歳)が、ホーチミン市青年連合よりホーチミン市2024年度「優秀若手教師」賞を受賞した。
「2年連続でこの賞をいただけたことを嬉しく、誇りに思います。これは、 教育という仕事にこれからも貢献していくためのモチベーションです。また、教育という仕事に導いてくださった先生方への感謝の気持ちを込めた贈り物でもあります」と、この女性医師は語りました。 「どういうわけか、ホーチミン市教育大学で学ぶことを選びました。そこで『最初の先生』(同校元講師のトラン・ティ・クエ先生 - PV)に出会いました。先生は私に人生で初めてロシア語を教えてくれました。そして、私の中に教育への情熱の火を灯してくれました。先生の献身と責任感は私の心を育み、将来、教師という職業に就くという夢を思い描く助けとなりました」とトランさんは振り返ります。しかし、大学を卒業した後(露英バイリンガル教育学専攻の卒業生代表として)、トランさんは「生計を立てる」という厳しい現実に直面し、教師になるという夢を一時的に諦めざるを得なかったことを認めています。 「ロシアで学ぶための奨学金に応募することにしました。まるで人生のプレッシャーから逃れることができました。見知らぬ土地で、幸運にも指導教官を務めてくださった『第二の先生』(ロシア・トムスク国立研究大学(PV)元講師、スタリコワ・ガリーナ・ニコラエヴナ氏)に出会うことができました。彼女は知識を授けてくださっただけでなく、人生のあらゆる瞬間に寄り添ってくださいました」と、トランさんは続けました。「博士論文を無事に審査に通過した時、彼女は私にキャリアをどのようにスタートさせたいかと尋ねました。そして、彼女は今でもはっきりと覚えている、非常に深い教えを授けてくれました。それは、どれだけ多くの知識を蓄積しても、それを次の世代に伝えなければ、徐々に失われていくということです。研究者の使命は、新しいものを発見することだけでなく、知識を次の世代に伝えることです。教育は、その使命を最もよく果たせる職業です。その教えは私に大きなインスピレーションを与え、教育という職業の美しさと真の意味を理解させてくれました」と、トランさんは語りました。そしてトランさんは、故郷に戻り、ホーチミン市教育大学に戻り、次世代に愛と知識を広める旅を続けることを決意しました。「教師という職業は、私に人生の充実感と意味を与えてくれます。知識を伝えるだけでなく、生徒たちの人生に良い影響を与え、未来の国を築くことに貢献する機会でもあります」とトランさんは語り、さらにこう付け加えました。「『医者がミスをすれば命を失う。教師という職業が間違っていれば、一世代が台無しになる』とよく言われます。生徒たちが成長し、困難を乗り越え、成功を収めるのを見るたびに、彼らの歩みに少しでも貢献できたと感じます。さらに、教師という職業は、学生時代を再び体験する機会を与えてくれ、私に知識に触れる機会を与えてくれた先生方の後継者となる機会を与えてくれます。」トランさんによると、優れた教師になるには、確固たる専門知識、定期的な知識の更新、そして指導力の向上など、多くの要素が必要だそうです。さらに、職業への愛情、忍耐力、そして傾聴力も不可欠な要素です。最後に、柔軟性と教育の変化への適応力は、教師が職業において持続的に成長していく上で不可欠です。
ホアン・ティ・ホン・トラン博士
写真:NVCC
タンニエン.vn
出典: https://thanhnien.vn/nu-tien-si-2-lan-duoc-vinh-danh-18524111918401797.htm
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