世界最大のハードドライブメーカーであるウエスタンデジタルは、今後5年間で日本に10億ドルを投資し、同社の「次世代のイノベーションの推進」を支援する予定。
2030年までの10億ドルの投資は5年前と比べて「大幅に増加」していると、アービング・タンCEOは日経新聞に語り、この米国企業はこの資金をハードドライブの性能を向上させる次世代技術と製造技術の開発、スタッフの雇用、研究機関や大学との協力に充てると付け加えた。
ウエスタンデジタルは、東京南部の神奈川県藤沢市に研究開発センターを構えています。
「日本はウエスタンデジタルにとって極めて重要な国です。世界最大級の研究開発拠点の一つだからです」とタンCEOは述べた。「現在、販売代理店やお客様に提供しているイノベーションのほとんどは、日本の藤沢オフィスで発明されたものです。」
同社はまた、ウエスタンデジタルにとって「非常に重要な」供給拠点である日本での調達活動を強化する。ウエスタンの全世界の調達活動の40%は日本から行われており、2025年度には日本でのパートナーとの支出総額が15億ドルに達する見込みだ。タンCEOによると、この数字は今後さらに増加する見込みだという。
ハードドライブ業界には 1990 年代には約 40 社のメーカーがありましたが、その後、多くの合併や撤退が起こりました。
現在、この業界は、Western Digital、Seagate Technology(米国)、および東芝デバイス&ストレージ(日本)によって支配されています。
人工知能 (AI) が普及するにつれて、データセンター ストレージの需要も増加しています。
ウエスタンデジタルのデータセンター中心のクラウド事業は第2四半期の総収益の90%を占めており、PC事業からの転換を明確に示している。
ハードドライブ業界では、より大容量の開発とより環境に優しい製品の開発に向けて、ますます熾烈な競争が繰り広げられています。
注目されている次世代技術の一つは熱アシスト磁気記録で、ウエスタンデジタルはこれによってハードドライブの最大容量を現在販売されている32テラバイトから100テラバイトに増やすことを目指している。
出典: https://www.vietnamplus.vn/ong-lon-o-cung-western-digital-se-dau-tu-1-ty-usd-vao-nhat-ban-post1067770.vnp
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