テキサス州(米国)での最近のイベントに出席したトランプ氏
ロイター通信は、ワシントンD.C.の連邦判事タニヤ・チュトカン氏が12月1日、トランプ氏には大統領在任中の行動に関連する刑事訴追からの免責特権はないとの判決を下したと報じた。「現職大統領は免責特権を享受できるかもしれないが、アメリカ合衆国には一度に一人の指導者しかおらず、その地位は生涯にわたって『無罪放免』となるわけではない」とチュトカン判事は判決文で述べた。
同日、ワシントンD.C.巡回控訴裁判所の判事らは、トランプ氏が2021年1月6日の議事堂襲撃事件における役割を理由に民事訴訟を起こされる可能性があるとの結論を下した。判決によると、トランプ氏は同日、支持者らに議事堂への行進を呼びかけた際、「大統領候補としての個人的立場で」行動したが、米国大統領は公職としての行動については民事訴訟を起こされないとしている。
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