ロシア軍筋は9月30日、ロシア軍がドネツクとクラースヌイ・リマン方面でキエフ軍に大きな人的・物的損失を与えたと報告した。
ドネツク方面では、ユーグ部隊グループ(ロシア)がマリインカとアヴデエフカ付近でウクライナ軍の攻撃を2回撃退した。また、アンドレーエフカ付近で破壊工作・偵察活動を行う2つのグループを壊滅させた。
「同グループの部隊はマリインカとアヴデエフカ地域で第59自動車化突撃旅団と第79空中突撃旅団の突撃グループによる2回の攻撃を撃退した」と南部戦闘グループの報道官ゲオルギー・ミネサシビリ氏はタス通信に語った。
同報道官は、同グループの砲撃がクレシュチェエフカ近郊のキエフ軍の拠点6カ所を標的としたと付け加え、TOS-1A多連装ロケット砲がプレドテチノ地域付近のウクライナ軍を攻撃したと指摘した。
報道官によれば、同グループの空軍はまた、25地区でウクライナ軍と装備に対する攻撃を実行した。
「同グループの空軍は25地区で人員と軍事装備への攻撃を実施した。ウクライナは歩兵戦闘車1台、ムスタB自走砲システム1台、AN/TPQ-50多連装ロケット砲システム1台、120mm迫撃砲5門、車両11台、無人航空機8台を失った」と報道官は述べた。
一方、クラースヌイ・リマン方面では、ロシアのツェントル部隊集団が第63機械化旅団(ウクライナ)による4回の攻撃を撃退した。
同グループの空軍は、トルスコエ近郊のキエフ軍の臨時展開地点2か所も攻撃した。さらに、反撃によりウクライナ軍の砲兵10門以上が破壊された。
同グループのプレスリリースによれば、この方向でのウクライナ軍の損失は兵士50名と装甲戦闘車両1台に及んだ。
さらに、ロシアの情報筋は、ザポリージャ方面のヴェルボフにおけるウクライナ軍の最近の損失を示すビデオも公開した。これには、ハリコフ方面のチェルネシュチナ近郊のウクライナ軍展開地点への空爆や、クピャンスク方面のキエフ軍への物資輸送に使用されていた橋の破壊などが含まれている。
キエフ軍は前線での作戦強化に加え、ロシア領土への攻撃も継続した。
キエフ軍は9月30日早朝、ロシアのベルゴロド州に向けて220mm BM-27ウラガンロケット弾の集中砲火を放った。しかし、ロシア国防省によると、ミサイルはすべて防空システムによって迎撃されたという。
ロシア国防省は、「9月30日夜午前3時45分(モスクワ時間)、キエフ当局によるロシア連邦内の標的へのミサイル9発による攻撃の試みは阻止された。任務中の防空システムは空中で9発のミサイル全てを迎撃することに成功した」と発表した。
HOA AN (SF、TASSによると)
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