NATOのマーク・ルッテ事務総長は、加盟国は今年ウクライナへの400億ユーロ(435億3000万ドル)の軍事支援の約束を果たすべく「順調に進んでいる」と述べた。
NATO事務総長マーク・ルッテ氏。(出典:TASS) |
ロイター通信によると、ルッテ氏は10月17日と18日にブリュッセル(ベルギー)で開かれるNATO国防相会議の直前の10月16日に記者団に対し、加盟国はこれまでに約束した援助の半分を実施したと明らかにした。
新NATO事務総長は次のように述べた。「本日、NATO加盟国は2024年上半期にウクライナに対し209億ユーロの軍事支援パッケージを展開し、加盟国は今年残りの期間、約束を果たすべく順調に進んでいることを発表できる。」
ルッテ氏はまた、ドイツのヴィースバーデンに拠点を置くNATOのウクライナに対する新たなミッションが、今後数カ月以内に「完全に機能する」ようになると述べた。
上記の情報の直前、米国は防空能力、地上攻撃弾薬、装甲車両、その他の重要な弾薬を含む、ウクライナに対する4億2500万ドル相当の新たな軍事援助パッケージを発表したばかりである。
NATOはロシアとの紛争におけるウクライナの取り組みを支持しているものの、同日にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が提示した「勝利計画」については依然として慎重な姿勢を保っている。
ルッテ首相によれば、この計画は「ゼレンスキー氏とそのチームからの強いシグナルだ。だが、だからといって計画全体への支持を表明できるわけではない。より深く理解しなければならない問題がたくさんあるため、実行に移すのは少々難しいだろう」という。
ゼレンスキー大統領は10月16日に「勝利計画」を議会に提出し、計画が今実行されればロシアとの戦争は遅くとも来年には終結する可能性があると強調した。
同指導者によれば、この計画は、この東欧の国が領土や主権を一切放棄することなく、国とウクライナの立場を「紛争を終わらせるのに十分な強さ」に強化することを目的としている。
さらに、ウクライナ大統領は、北朝鮮が実際にウクライナ国内の紛争でモスクワに加担しているという評価も計画に盛り込んだ。ゼレンスキー大統領は、ウクライナ国内でロシア軍と共に戦っている北朝鮮兵がいるとさえ非難した。
この問題について、NATO事務総長マーク・ルッテ氏は、軍事同盟として上記の情報を確認できないとしながらも、この情報は非常に憂慮すべきものであると断言した。
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出典: https://baoquocte.vn/tong-thu-ky-nato-tu-tin-voi-con-duong-ho-tro-ukraine-nhung-lai-chun-chan-truoc-ke-ho-hoach-ma-kiev-ho-hao-manh-me-than-trong-khi-de-cap-trieu-tien-290362.html
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