ヴォー・ヴァン・トゥオン大統領は11月30日に福岡県を訪問し、九州ベトナム友好協会の星野浩会長とベトナム日本専門家協会の代表らと面会した。
両国の地域と専門家をつなぐ
レセプションにおいて、ヴォー・ヴァン・トゥオン大統領は、九州ベトナム友好協会とベトナム日本専門家協会が両国の関係促進に積極的に貢献していることを高く評価し、アジアと世界の平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップの枠組みの中で、科学技術、投資、教育、青少年交流の分野でベトナムと日本の友好協力を強化する良い機会であることを確認した。ヴォー・ヴァン・トゥオン学長は、ベトナム初の大学であるクエ・ヴァン・カック(文廟・クォック・トゥ・ザム)の絵画を九州大学の石橋達郎総長に贈呈しました。
VNA
大学との協力を促進する
同日、学長は九州大学を訪問し、優秀なベトナム人学生と懇談しました。九州大学は110年以上の歴史を持つ日本の公立大学トップ5の一つで、毎年多くの先進的な研究部門が日本政府から資金援助を受けています。現在、同大学には53名のベトナム人修士課程および博士課程の学生が在籍しており、そのうち3名はベトナム人から直接指導を受けており、そのうち1名は准教授、2名は博士、3名は助教です。学長は九州大学水素エネルギー国際研究センターを訪問しました。同センターは水素エネルギー分野における世界有数の施設であり、主要プロジェクトの実施に特化しており、多くの日本の大手企業と連携して水素研究プロジェクトを展開しています。現在、九州大学は伊都キャンパスにミニチュア「水素社会」モデルを構築しており、これは日本における水素社会の先駆的なモデルの一つであり、水素分野の最新設備、機器、インフラが整備されています。ファム・フン・クオン博士は、同センターで研究・研究に従事する唯一のベトナム人です。石橋達郎九州大学総長、同校幹部、そして同校で学ぶベトナム人学生との会談において、石橋達郎学長は、九州大学の110年以上にわたる名声、威信、そして歴史的伝統にふさわしい実績と発展の方向性を高く評価しました。学長は、ベトナムの教育訓練機関との協力プログラムを通じて、九州大学がベトナム人留学生の研修を拡大し、同校で学ぶ計画を歓迎しました。同時に、同校がベトナムの大学や地方自治体と協力し、ベトナムの人材育成と質の向上に努めるよう提言しました。九州大学のベトナム人学生に対し、生活、学習、そしてベトナムと日越関係への貢献への意欲について話を聞いた後、学長はベトナム人学生の学習と研究における目覚ましい成果に喜びを表明しました。学長は、学生たちが知識と経験の向上に努め、団結し、互いに支え合い、思いやり、そして日本における強固なベトナム人コミュニティを築き、ひいては日越関係の架け橋となるよう求めました。大統領、日本公式訪問を無事終了
ヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席夫妻は、11月30日夜、ベトナムの高官代表団を伴いノイバイ国際空港に到着し、日本国の招待による11月27日から30日までの日本公式訪問を無事に終えた。訪問中、岸田文雄首相夫妻は歓迎式典を主催し、ヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席夫妻を厳粛にもてなした。両首脳は、両国の高官代表団を率いて会談を行い、外交関係樹立50周年の成果を評価するとともに、今後の協力強化の方向性を提示した。会談後、両首脳は、ベトナムと日本の関係をアジアと世界の平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップに格上げするための共同声明を発表し、両国の省庁間の協力文書の調印に立ち会った。国家主席夫妻は、天皇皇后両陛下と会見した。大統領は、日本とベトナムの外交関係樹立50周年を祝う式典に出席し、複数の政党の指導者や日本の政治家数名と面会した。大統領は、日本の上院議長、衆議院議長と会談した。特に、大統領はアジア最古の立法機関である日本の国会を訪問し、政策演説を行った。東京では、大統領は、駐日ベトナム大使館の職員や関係者と面会し、両国関係に貢献してきた在日ベトナム人の何世代にもわたる代表者と面会し、日越友好議員連盟の出席を受け、ボビナムと日本の武道の交流プログラムに参加した。大統領夫妻は、ベトナムと日本の青少年交流プログラムを通じてベトナムの若者を歓迎してきた日本の家族と親しく会い、朝食を共にした。福岡が大統領訪問の最終目的地であった。
タンニエン.vn
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