ドイツのレバークーゼンの選手たちは、ヨーロッパリーグ準決勝でジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマに敗れた後、納得していない様子だった。
「あんなプレーをして準決勝で勝ち進んだことは、誇れることではない。悔しい敗北だ。もちろん、それがサッカーだ。しかし、相手を祝福しなければならない。彼は残念な形で目標を達成した」と、ミッドフィールダーのケレム・デミルバイはドイツのテレビ局RTLに語った。
モウリーニョ監督率いるローマはレバークーゼンと0-0の引き分けに終わった。写真: AFP
イタリアでの第1戦を0-1で落としたレバークーゼンは、第2戦でASローマを圧倒したものの、得点には至らなかった。デミルバイはローマのベストプレーヤーだった。しかし、彼の活躍は、ホームチームの21年間に及ぶチャンピオンズカップ決勝進出の不在を終わらせるには至らなかった。最後に決勝に進出したのは、2002年のチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードに敗れた時だった。
ローマは両試合とも、モウリーニョ監督らしいタイトなプレーを見せた。ロレンツォ・ペレグリーニのゴールで決勝進出を決めた。ローマは、ヨーロッパリーグ史上最多の6度の優勝を誇るスペインのセビージャと優勝を争うことになる。
攻撃的ミッドフィールダーのナディエム・アミリもローマに敗れ、落胆した。「本当に残念だ。サッカーのやり方を知らないチームに敗退させられるのは不当だ。今日と先週の彼らのプレーぶりを考えると、どうして負けられるのか理解できない。こんなのはサッカーじゃない。あんなプレーをして決勝に進出するなんて、狂っている」と語った。
レヴァークーゼンのスポーツディレクター、シモン・ロルフスは選手たちと意見を交わし、「シュートを放つたびに、選手の一人がピッチに倒れ込み、激痛のため担架で運ばれなければならなかった。今日スタジアムにいた全員が、セビージャとの決勝戦での彼の幸運を祈ったと思う。このようなプレーが成功につながるとは残念だ」と述べた。
ローマは5月31日夜、ハンガリーのプスカシュ・アレーナでセビージャとヨーロッパリーグ決勝戦を戦う。昨シーズン、モウリーニョ監督率いる指導陣はカンファレンスリーグ決勝でフェイエノールトを1-0で破り、ローマ史上初のヨーロッパカップ優勝を果たした。今シーズンのヨーロッパリーグで優勝すれば、モウリーニョ監督率いる指導陣はチャンピオンズリーグへの追加切符を獲得することになる。
ヴィン・サン(ムンド・デポルティボによる)
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