6月22日、ホーチミン市にて、ビエン・チュオン博士とグエン・ティ・ヴィエット・ハ准教授が、サイゴン・ブックスとジョイ出版社発行の出版物『人の心に触れる話し方』を読者に紹介しました。このプログラムは、社会学博士、心理療法修士のファム・ティ・トゥイ氏が主導しました。

不安定な社会、特にソーシャルネットワークや短いコンテンツが人生に大きな影響を与える中で、言葉は時としてあまり重視されず、軽率に、表面的に発せられることが多く、予測不可能な結果をもたらすことさえあります。あらゆる言葉は「ブーメラン」になり得ます。投げられた言葉は楕円軌道を描いて飛び、元の位置に戻ってきます。
そのため、ビエン・チュオン博士とグエン・ティ・ヴィエット・ハ准教授は、「すべての言葉で優しさを選択することは、自分自身と私たちが大切にしている関係の安全を選択することである」というメッセージを込めた『人の心に触れる話し方』という本を大切にして共同で執筆しました。
本書は16章から構成され、優しく親しみやすいながらも奥深い文体で、読者を日常的な事例からコミュニケーションの核心概念へ、 科学理論から人間味あふれる個人的な経験へと導きます。特に、「何を言うか」にとどまらず、「話す前に何を考えるか」「相手が聞きたくなる話し方」「間違ったことを言ってしまった時の対処法」といった点についても深く掘り下げています。

二人の著者によると、コミュニケーションスキルの向上に早すぎることも遅すぎることもありません。なぜなら、コミュニケーション活動は、私たちがこの世に生きている限り、毎日、いや毎分行われているからです。コミュニケーションとは、単に情報を伝達するだけでなく、人と人との繋がりや理解を深めることでもあります。コミュニケーションの基本的な性質とテクニックを理解しなければ、効果的なコミュニケーションは実現しません。
出典: https://www.sggp.org.vn/khai-pha-suc-manh-cua-loi-noi-post800503.html
コメント (0)