フランスは2月27日、ウクライナの重要な鉱物資源へのアクセスも求めており、交渉は数カ月にわたって続いていると述べた。
フランスのセバスチャン・ルコルニュ国防相はテレビ局フランス・インフォに対し、フランスも米国と同様に重要な鉱物の供給を多様化することを目指してウクライナと交渉中だと語った。
フランスのセバスチャン・ルコルニュ国防相
エマニュエル・マクロン仏大統領の要請を受け、ルコルニュ外相は希少鉱物の供給国拡大に向けた取り組みの一環として、ウクライナ大統領と協議を開始し、直接協力している。AP通信によると、ルコルニュ外相はフランスが具体的にどのような鉱物を求めているのか明らかにしなかった。
ルコルニュ大臣によると、ウクライナはウクライナから鉱物資源を購入したいだけであり、フランスがキエフに提供した数十億ユーロ規模の援助の回収は目指していないという。「我々は既に供与した資金の回収を目指しているわけではない。しかし、我が国の防衛産業は一定量の原材料を必要としており、それらは今後30年から40年にわたり、我が国の兵器システムにとって極めて重要となる」とルコルニュ大臣は強調した。
ルコルニュ氏は協議はまだ初期段階にあるとし、「これは物語の始まりだ」と付け加えた。
ウクライナは上記の情報に対して反応を示していない。
フランスとは異なり、ドナルド・トランプ米大統領は以前、ウクライナとロシアの紛争中に米国がウクライナに提供した支援に対する補償として、キエフに対し約5,000億ドル相当の天然資源の提供を要求していた。この合意について更なる協議を行うため、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2月28日にホワイトハウスを訪問し、トランプ大統領と会談する予定である。
「我々は資金を取り戻し、将来的には多額の資金を得られる合意を結ぶことができる。それが適切だと思う」とトランプ大統領は2月27日に述べた。
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出典: https://thanhnien.vn/khong-chi-my-phap-cung-dam-phan-ve-khoang-san-quan-trong-voi-ukraine-185250227194732122.htm
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