ジャーナリストのライ・ヴァン・サムと「SV96」との思い出。写真:VTV
最近放映されたドキュメンタリー「奉仕の旅 ― VTVの1つ」では、 ハノイ市クアンスー通り58番地の小さな家から55年間、VTVが着実に発展と拡大を続けてきた道のりを、視聴者は深く知ることができました。先駆的なジャーナリストや視聴者は、壁に映画を映し出したり、電子カメラで放送用の信号を捉えたりといった「懐かしい初期の時代」を懐かしんでいました。
しかし、視聴者を惹きつけるのは、おそらく「VTVメモリーズ」シリーズのレポートでしょう。これは、多くの人々の記憶に深く刻まれたVTVブランドの番組の軌跡を語るものです。例えば、「日曜文学芸術」は、放送開始から15年を経て、何百万人もの視聴者の心の糧となっています。「リラクゼーション」「文化色彩」「映画クイズ」といったサブセクションは今でも覚えています。特に「義母」「落葉の季節」といった当時の有名ベトナム映画を特集した「日曜文学芸術」シリーズは印象深いです。長年「日曜文学芸術」に関わってきた人民芸術家ミン・ヴオン氏は、番組への深い思いを次のように語っています。「当時、視聴者の皆さんにとても好評で、私が外出すると、みんなから『コ・エラスティック』(リラクゼーションシリーズの登場人物)と呼ばれていました。」
あるいは、ベトナム最古の音楽テレビ雑誌と言える「MTVマガジン」は、1990年代後半にVTVで放送されました。ジャーナリストのディエム・クイン氏はこの番組に深く関わり、多くの足跡を残しました。彼は当時のベトナムの若い視聴者が国際的な音楽に触れる機会を創出しました。
「日曜おうち」も、1998年から2007年までの9年間、数百万世帯の視聴者を魅了したテレビ番組です。当時は収録のたびに数千世帯が参加登録し、番組視聴中にノートを用意して必要なヒントを書き留める人もいました。面白く、親密で、感動的な「日曜おうち」は、情報技術がまだ発達していなかった時代に、視聴者の注目を集めました。そして、「週末会議」では、全国3地域からコメディコントを集め、視聴者にリラックスして笑いを誘いました。「週末会議」に続く「年末会議」では、毎年大晦日に開催される定番の玉皇大帝と厨房の神々の会議が行われました。
VTVはテレビゲーム番組のパイオニアでもあります。「Cultural Journey」「SV96」「Music Lovers Club」「Magic Hat」「Golden Bell」「Who is a Millionaire」といった「VTVブランド」は今でも記憶に新しいところです。また、「Do Re Mi」「Sao Mai」「Sao Mai Rendezvous」といった音楽コンテストも記憶に新しいところです。特に「Road to Olympia」は、現在も多くの視聴者を魅了する番組やコンテスト番組を放送しています。
VTVが全国の視聴者にお届けしてきた55年間の歩みは、皆様の心に美しい思い出を残す旅です。登場人物たち、そして「VTVの思い出」が詰まった番組の数々を、どうぞお忘れなく。
デュイ・コイ
出典: https://baocantho.com.vn/ky-uc-vtv-a190869.html
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