ガーディアン紙は9月25日、マイクロソフト社が、ガザ地区とヨルダン川西岸地区で毎日何百万件ものパレスチナ民間人の通話を収集する大規模監視システムの運用に使用している技術へのイスラエル軍のアクセスを停止したと報じた。
事情に詳しい情報筋によると、マイクロソフトは先週末、イスラエル軍のエリート諜報機関であるUnit 8200が同社のAzureクラウドコンピューティングプラットフォームに大量のデータを保存したことで利用規約に違反したとイスラエル当局に通知した。
ガーディアン紙はまた、Azure サービスへのアクセスを部分的に遮断するという決定は、マイクロソフトとイスラエル軍とのより広範な協力関係には影響せず、イスラエル軍は引き続き同社の他のサービスを利用できるとも明らかにした。
Azure の実質的に無制限のストレージと処理能力を活用して、Unit 8200 は、諜報員がパレスチナ全人口の携帯電話通話の内容を収集、再生、分析できる新しいシステムを構築しました。
ガーディアン紙は、米国国家安全保障局(NSA)に相当するイスラエル軍の諜報部隊「ユニット8200」の監視プロジェクトの規模があまりにも大きく、その規模と野心を反映した内部スローガン「1時間あたり100万回の通話」が作られたと報じた。
以前、ガーディアン紙と+972マガジンは、AzureがUnit 8200によってヨルダン川西岸地区とガザ地区に住むパレスチナ人の携帯電話の通話記録を無数に保存するために使用されていたことを明らかにした。
これらの報告を受けて、マイクロソフトはUnit 8200との関係について独立した調査を命じました。
ガーディアン紙によると、この調査の結果、マイクロソフトは同部門による一部のクラウドストレージおよび人工知能(AI)サービスへのアクセスを停止したという。
この報告に関して、マイクロソフトもイスラエル軍もまだ公式コメントを発表していない。
出典: https://www.vietnamplus.vn/microsoft-cham-dut-quyen-truy-cap-cong-nghe-cua-quan-doi-israel-post1064135.vnp
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