フィンランド、インコーにあるバルチックコネクター・ガスパイプライン圧縮ステーション。(出典:ロイター) |
米国側では、アントニー・ブリンケン国務長官がソーシャルネットワークX上で、バルチックコネクターガスパイプラインの被害に関する調査を行うフィンランドとエストニアをワシントンが支援すると発表した。
「我々はバルト海の海底インフラへの被害の調査においてNATO同盟国のフィンランドとエストニアを支持し、原因究明に向けた両国の継続中の調査を支持する」とブリンケン長官は書簡で述べた。
フィンランドとエストニアは10月8日、漏れの疑いがあるため両国を結ぶバルチックコネクターガスパイプラインの運用を一時停止したと共同で発表した。
フィンランド警察は、週末に同国とエストニアを結ぶバルト海を横断するバルチックコネクターガスパイプラインで発生した破壊行為の疑いについて刑事捜査を開始した。
フィンランド国家捜査局(NBL)も、NATO加盟国2カ国を結ぶバルチックコネクターパイプラインの漏洩地点で証拠収集を開始した。
NBLは、調査の目的はバルチックコネクター・パイプラインが妨害行為によって損傷したかどうか、そしてもしそうであれば誰が責任を負うのかを特定することにあると強調した。フィンランドは運用上のミスの可能性を否定している。同国の警察は、パイプラインが損傷したのは爆発ではなく、外部からの機械的力によるものだと述べている。
NATOとロシアはこの事故について懸念を表明した。クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、ロシアはフィンランドとエストニアを結ぶガスパイプラインでの事故の詳細について更なる情報を待つと述べた。
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