しかし、ヘネシー判事は、ジャック・ダグラス・テイシェイラを刑事裁判まで釈放すべきかどうかについては判断を下すことを拒否し、マサチューセッツ州ウースターの地方裁判所で1時間以上続いた審理を延期した。
米空軍州兵に所属していた容疑者ジャック・ダグラス・テイシェイラ。写真:GI
テイシェイラ容疑者は4月13日、マサチューセッツ州の自宅でFBIに逮捕され、スパイ活動法違反の罪で起訴された。検察によると、テイシェイラ容疑者はロシア・ウクライナ紛争における部隊の行動に関するものを含む機密文書を、メッセージアプリ「ディスコード」のゲームチャットグループに公開したという。
検察側は水曜遅くに提出した書類の中で、被告が事件の証拠を隠滅したと述べ、また、インターネット上で暴力を脅かした経歴を指摘し、被告には逃亡の恐れがあり脅威となるため、裁判が終わるまで拘留されるべきだと主張した。
米当局者らによると、母親と継父と暮らしていたテイシェイラ容疑者のベッドから60センチほどのところに拳銃やサブマシンガン、大型弾倉を備えた軍用ライフルなどが入った銃のキャビネットがあったという。
米当局によると、FBI捜査官はガスマスク、弾薬、そして「机の引き出しから消音器のようなもの」を発見したという。しかし、テイシェイラ被告の弁護人ブレンダン・ケリー氏は、依頼人は銃規制法に違反しておらず、武器は適切に保管されていたと主張した。
テイシェイラ被告の弁護団は木曜の審理前に法廷文書で、公判前拘留に異議を唱え、父親の管理下で2万ドルの保釈金を支払い、位置監視装置を装着してテイシェイラ被告を自宅に釈放するよう裁判官に求めたと述べた。
検察は水曜日の夜に提出した法廷文書で、テイシェイラ被告が人種差別的な脅迫や銃に関する発言を行ったため、高校から停学処分を受けたことを明らかにした。さらに最近では、2022年11月に、テイシェイラ被告は「弱者を殺すことになるから、多くの人を殺す」と発言していた。
ホアン・アイン(ロイター通信による)
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