この勝利によりシシ大統領は6年間の任期を得ることとなり、当面の優先課題は記録的なインフレの抑制、外貨不足への対応、隣国ガザ地区での戦争の影響の封じ込めとなる。
投票は日曜日の現地時間午前9時から午後9時まで3日間にわたって行われ、結果は12月18日に発表される予定。
エジプトのアブデルファッターフ・アル=シス大統領が路上で撮影された写真。写真:ロイター
エジプトの1億400万人の国民にとって経済的圧力は大きな問題となっており、国が借金を増やし、国民が物価高騰に苦しむ一方で、政府が高額な巨大プロジェクトを優先していると不満を言う人もいる。
「プロジェクトやインフラは十分にある。価格が下がって、貧しい人々に食料を供給し、人々が生計を立てられるようにしたい」と、カイロで野菜を売るイマド・アテフさんは語った。
国際通貨基金(IMF)は木曜日、国有資産の売却の遅れとより柔軟な為替レートへの移行の約束により行き詰まっている30億ドルの融資プログラムの下での追加資金提供に合意するためにエジプトと協議中であると発表した。
投資銀行カイロ・ファイナンシャル・ホールディングのチーフエコノミスト、ハニー・ジェネナ氏は「選挙後、IMFの計画通り、かなり迅速に改革を進めることをあらゆる兆候が示唆している」と述べた。
マイ・ヴァン(ロイター通信による)
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