ロイター通信は12月5日、フランスがガザ地区のハマス指導者ヤヒヤ・シンワル氏に制裁を発動し、資産を凍結したと報じた。フランスはこれに先立ち、11月13日にはハマス軍司令官モハメド・デイフ氏と副司令官マルワン・イッサ氏に制裁を発動していた。
ガザ地区のハマス指導者ヤヒヤ・シンワル氏
フランスはパートナーと協力して、欧州連合(EU)レベルでハマス関係者や金融ネットワークに制裁を課す取り組みを進めていると外交官らが明らかにした。
また11月、英国はシンワル氏を含むハマスの指導者4人と同勢力の資金提供者2人に対して渡航禁止、資産凍結、武器禁輸措置を課した。
爆弾と銃弾に絶望するガザの人々:「私たちを墓場まで送ってほしい」
フランスの禁輸措置は、イスラエルがハマスを撲滅するための軍事作戦の新たな段階に入ったときに行われた。
イスラエル政府の報道官エロン・レヴィ氏は12月5日、新たな段階の戦争は困難なものとなるだろうが、民間人への被害を軽減するための建設的な提案には耳を傾ける用意があると述べた。
12月5日、ガザ地区の国境付近に駐留するイスラエル軍の戦車
イスラエル軍は同日、ガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプを完全包囲したと発表した。このキャンプはガザ地区最大の難民キャンプであり、停戦協定失効後、ここ数日にわたり継続的な攻撃を受けている。
タイムズ・オブ・イスラエル紙は、イスラエル軍がこの地域のハマス治安部隊本部を襲撃したと報じた。ここ数日、兵士らは武器や様々な装備、諜報文書を発見した。
ウォール・ストリート・ジャーナルは最近、イスラエルが多数のポンプを設置し、ハマスのトンネルに海水を注入して彼らを追い出す計画があるとの米国当局者の発言を引用した。
ハマス攻撃前の軍の展開とイスラエル株の空売りをめぐる疑惑
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