フィリピンは生産能力を増強し、国内の潜在的なニッケル生産量の付加価値を高めるために、さらに3つの処理工場の建設を目指していると、セフェリーノ・ロドルフォ貿易次官が木曜日に語ったが、計画の詳細は明らかにしなかったとロイターが報じた。
2017年2月8日、フィリピン北部サンバレス州スタクルスの港にあるニッケル鉱石備蓄の眺め。
東南アジアの国フィリピンは、ニッケル鉱石処理工場への巨額投資を誘致したインドネシアと同じ道を辿っていると言われている。現在、フィリピンには2つのニッケル処理工場があり、どちらも国内最大の鉱石生産者であるニッケルアジア社が所有している。
マリア・アントニア・ユロ=ロイザガ環境大臣は演説で、フィリピンは電気自動車用バッテリーの主要原料であるニッケルの加工能力を増強すべきだと述べた。「フィリピンには、サプライチェーンだけでなく、バリューチェーンの一部になってほしい。マニラは投資家を誘致するため、責任ある探査と採掘を促進していく」とロイザガ大臣は述べた。
フィリピンのアルセニオ・バリサカン経済計画大臣は、ニッケル鉱石の採掘はフィリピンにとって理想的なシナリオであり、マニラが鉱物生産の付加価値を高める方法を模索する好機が来ていると述べた。バリサカン大臣は、未開発の埋蔵量が膨大であることから、フィリピンは鉱山会社を奨励するための規制の可能性を検討していると述べた。
「エネルギー転換問題は、フィリピンの重要な鉱物資源を経済的に価値あるものにするだけでなく、エネルギー安全保障と国家安全保障にも影響を及ぼす」とバリサカン氏は述べた。
ロイザガ氏によると、米国と中国だけでなく、オーストラリア、英国、カナダ、そして欧州連合(EU)諸国もフィリピンのニッケル産業に関心を示している。最新の政府統計によると、フィリピンは中国へのニッケル原鉱石の主要供給国であり、2023年には2022年比19%増の3,514万乾燥トンに達する見込みだ。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/philippines-tang-cong-suat-che-bien-nickel-sau-khi-my-trung-to-y-quan-tam-18524051016442534.htm
コメント (0)