グエン・タン・フオン・ヴー氏は、大学を卒業し安定した職に就いた後、東京にある早稲田国際ビジネスカレッジで手工芸を学んだことで、かつて多くの人々を驚かせました。難しい分野を選んだにもかかわらず、ヴー氏は決して諦めませんでした。美を愛し、文化と芸術の価値を深く理解したいという自分の願いを明確に理解していたからです。彼が日本を選んだのは、生来の日本への共感と、これまでの文化交流プログラムの実践的な価値を認識していたからです。同時に、現代と古代が交差する日本で、伝統的なアイデンティティを効果的に守りながら、手工芸をどのように発展させていくかを学びたいと強く願っていました。
グエン・タン・フオン・ヴー氏(右表紙)と馬場先生の個展にて
ヴーは調査を通して、申請に必要な日本語能力がN5レベル以上であること、そして申請を完了するには約1年間の準備期間が必要であることを知りました。彼は懸命に日本語を習得しようと努力しました。2021年末、彼は桜の国に到着し、困難ではあるものの、興味深い旅を始めました。
ヴーが蝋で描いたハンカチ
ヴーさんは田無(東京南部)に住んでおり、都心からはかなり離れています。放課後はコンビニエンスストアで働いています。ヴーさんの好きなことは先生と話すことです。これは彼が通う語学学校と大学の両方でよく行われている活動です。学校のことに加えて、先生たちは生活のこと、特に生徒の希望についてよく尋ねてきます。学校に通っている間、ヴーさんは着物の織りと染めを学びたいと言いました。担任の先生がたまたまお店で着物織り体験の広告を見つけ、すぐに申し込みました。二人で一緒に体験を見に行き、実際に布を織ることができました。それはヴーさんにとって忘れられない思い出となりました。ヴーさんがアルバイトをしていたお店の店長、田中さんも、ヴーさんに役立つ多くのレッスンや技術を教えてくれました。
綿布に友禅技法で描いたヴーの絵画
日の出ずる国での経験から、ヴーは、自分の強みを理解し、それを活かせる環境をどのように作るかを知ることが、新しい土地へのより迅速な適応に役立つと考えています。さらに、時間をかけることも非常に重要です。「適応と成功のプロセスは人それぞれです。無理強いしても結果は出ません。少しペースを落として、観察し、感じ、そして前に進むようにしてください」とヴーは語りました。
[広告2]
出典: https://nld.com.vn/tran-quy-tung-trai-nghiem-196240817213900018.htm
コメント (0)