3月26日、海外で働く娘を見送る両親の様子を捉えた動画がSNSに投稿され、多くの人の心を打った。
映像では、カム・リーの家族全員が互いに指示を出し合った後、両親と彼女自身を含め涙を拭い、名残惜しそうに別れを告げた。少女は両親の手を離し、まるで逃げるように立ち去り、振り返ることなく税関を急いで通過した。もう少しためらいと躊躇があれば、少女は立ち去る決意を固めることができなかったかもしれない。
娘を海外へ送り出す両親の涙のシーンは、多くの人の心を打った(映像からの切り抜き写真:役者提供)。
この動画についてシェアしたレ・カム・リーさん(19歳、ハティン省出身)は、事件は3月23日の夜、ノイバイ空港( ハノイ)で起きたと語った。別れの瞬間、見知らぬ男が携帯電話で動画を撮影し、ソーシャルメディアに投稿したという。
リーさんは、困難な家庭環境のため、生活と家庭環境を変えたいと願い、お金を稼ぐためにハンガリーに行き、レストランやホテル業界で働くことを決意したと説明した。
「空港に行った日、両親と私は涙をこらえようとしましたが、本当に抑えきれませんでした。両親は私に一人で行きなさい、健康に気をつけて、自分のことは自分でやりなさい、しっかり食べなさいと言いました。母の赤い目を見て、胸が張り裂ける思いでしたが、家族の将来のために頑張らなければと思いました」とリーさんは打ち明けた。
初めて海外に来た時、リーさんは文化、天候、そして料理にとても戸惑いました。故郷がとても恋しいと打ち明け、その空虚感を和らげるために家族に何度も電話をかけました。
ソーシャルメディアに投稿されたこの動画は、100万回近く再生され、数十万件もの反応を集めました。同じ状況にある多くの人々が、動画に登場する少女に同情の意を表しました。
「2023年3月22日、私もこの友人と同じようにノイバイ空港を出発しました。母には、自分も泣いてしまうかもしれないから、泣かないでと事前に伝えていました。母は喜んで言われた通りにしましたが、私が振り返ると、母は涙を浮かべ、私の旅の無事を祈ってくれていました。今でもあの時のことを思い出すと、胸が締め付けられます」とD.N.さんはシェアしました。
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