このプロジェクトは、ルオンソン村(国道1A号線との交差点)を起点とし、ニンジャー村(国道20号線との交差点)を終点とする。2つのパッケージに分かれており、0km地点から42km地点までのパッケージXD01(全長42km)は2026年5月に完成予定。42km地点から69km地点までのパッケージXD02は、2025年10月15日に完成・供用開始予定である。しかしながら、このパッケージでは、建設現場が未だに未整備であり、スケジュールの遅延リスクがある。
現場の記録によると、ダイニン峠エリアは長さ10km以上(42~69キロ地点)に及ぶが、高い山岳地帯、深い渓谷、大きな傾斜差のため、現場での工事は依然として非常に遅い。ここでは、数十人の作業員が長さ103メートル以上、幅11メートルの鉄筋コンクリート橋の建設に注力している。橋脚は基本的に完成しているが、橋床版は短い区間しか建設されておらず、完成には何ヶ月もかかる。峠の残りの区間については、請負業者が路盤の掘削と盛土を行って拡幅し、高架、盛土、排水暗渠を建設している。車両が通るたびに、ほこりが舞い上がる。
同様に、タヒネ、ニンジャ、ルオンソン各村域を通る同プロジェクトの残りの区間も、依然として工事が停滞している。建設省ベトナム道路管理局第5プロジェクト管理委員会(プロジェクト投資家)によると、施工図設計段階の用地確保杭打設書類の調整により、測量図の作成や土地の出所確認などの作業に変更・遅延が生じており、森林の現状評価書類も調整・補足し、森林利用目的を別の目的に変更する方針の調整承認を申請する必要があり、森林利用目的変更作業の進捗が遅れている。現在、同プロジェクトはKm0からKm42までの約5.9ヘクタールのパッケージを抱えているが、176世帯(主にルオンソン村)からの土地収用は未決定である。
出典: https://www.sggp.org.vn/du-an-nang-cap-quoc-lo-28b-ngon-ngang-nguy-co-cham-tien-do-post804648.html
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