合同参謀本部(JCS)は、現地時間午後2時55分頃、平壌市内またはその周辺地域からのミサイル発射を感知したと発表した。ミサイルは約1,000キロメートル(620マイル)飛行した後、海に落下した。地域の緊張が高まる中、北朝鮮による2024年初のミサイル発射となった。
北朝鮮は2023年11月に新型高推力固体燃料エンジンを使った兵器の発射実験を行った。写真:KCNA
統合参謀本部は、北朝鮮のミサイルに関するデータを米国及び日本と共有し、その仕様の分析を行っていると述べた。先月、韓国、米国、日本は、北朝鮮のミサイル警報データをリアルタイムで共有するシステムを全面的に稼働させた。
韓国のシン・ウォンシク国防相は先週、北朝鮮が昨年11月にIRBM用の固体燃料エンジンの試験を実施したことを受けて、早ければ今月にも新型IRBMの試験発射を行う可能性があると述べた。
韓国当局は、北朝鮮が開発中の固体燃料IRBM(近距離弾道ミサイル)は、日本とグアムの米軍基地を攻撃できると考えている。IRBMの射程距離は最大5,500キロメートルである。
固体燃料ミサイルは、燃料注入などより多くの準備を必要とする液体燃料ミサイルよりも、発射前に検知するのが難しいことで知られている。
北朝鮮によるミサイル発射と、韓国と米国、日本による軍事演習により、この地域の緊張が高まっている。1月7日、北朝鮮は両国間の海上国境付近で砲撃演習を実施した。
この事件を受けて、韓国は6年以上ぶりに北西部の国境の島である白ニョン島と延坪島で実弾射撃訓練を実施した。
ホアン・アイン(共同通信、ロイター通信による)
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