ロシア外務省は、ウクライナがオーストラリアの無人航空機を使ってロシア領内の標的を攻撃していると非難し、オーストラリアが紛争にさらに深く関与していると警告した。
「オーストラリアの無人航空機(UAV)は確かにロシアの標的を攻撃するために使用された」とロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は9月5日に述べた。
ザハロワ氏は先週、シドニー・モーニング・ヘラルド紙の情報についてコメントし、ウクライナがオーストラリアの無人機を使ってロシアのクルスク市の空港を攻撃したと主張した。
ザハロワ氏はオーストラリア政府が「米国主導の反ロシアキャンペーンに熱心に加担している」と非難し、「キャンベラがウクライナ紛争にますます巻き込まれていることを示す状況」を世論から隠そうとしていると述べた。
オーストラリアとウクライナの当局者はこの情報についてコメントしていない。
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏。4月にモスクワで行われた記者会見にて。写真: AFP
ザハロワ氏はまた、9月5日、ドイツのラインメタルとイギリスのBAEシステムズのスウェーデン子会社を中心に、複数の欧州兵器メーカーがウクライナ軍向けの軍事装備品の製造、修理、保守を行う事業を立ち上げる計画だとの情報をモスクワが受け取ったと述べた。
「こうした意図は、西側諸国の防衛産業と政策立案者が紛争に直接関与し、キエフを支援している証拠だと我々は見ている」と彼女は述べた。
ザハロワ氏は、ドイツとスウェーデンのロシア大使館がこれらの企業の計画に抗議したと述べ、西側諸国の防衛産業が紛争から利益を得ようとする露骨な試みはウクライナの緊張を高めるだけだと付け加えた。
タン・タム(ロイター通信、TASS通信)
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