ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は月曜日、モスクワがロシアのエネルギーインフラへの攻撃を停止するなら、キエフも同様の対応を取る用意があると述べた。この提案はカタールが仲介した協議で話し合われたが、その後、ウクライナがロシアのクルスク飛び地を攻撃したため放棄された。
「ウクライナ和平サミットにおいて、関係各国はエネルギー安全保障の確保に関する提案を行った。したがって、我々はロシアのエネルギーインフラを攻撃しないし、ロシアも我々のエネルギーインフラを攻撃しない。この合意は紛争を沈静化させる可能性がある」とゼレンスキー大統領は述べた。また、この可能性は十分にあるとも述べた。
ウクライナ大統領によれば、ロシアが条件を受け入れれば、エネルギー安全保障と航行の自由が確保されれば、紛争はすぐに終結する兆しとなるだろうという。
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領。 (写真:ロイター)
ロシアは2022年後半から、ウクライナの兵器生産と軍事物流を麻痺させるため、ミサイルとドローンを用いて同国のエネルギーインフラを攻撃している。これに対し、キエフはロシアの石油精製施設と燃料貯蔵施設を攻撃するために長距離ドローンを配備した。
ワシントン・ポスト紙は8月、関係筋の話として、ロシアとウクライナはインフラへの攻撃停止について協議するため、カタールで間接協議を行う予定だったと報じた。しかし、8月にウクライナがクルスク地域を攻撃したことを受け、協議は中止された。
ウクライナが交渉の用意があると表明したにもかかわらず、ロシア代表団がドーハ行きを拒否したため、会談はその後中止された。
国家安全保障会議のセルゲイ・ショイグ議長によると、モスクワはトルコから、ウクライナのエネルギーインフラとアンカラに繋がる貨物船への攻撃を中止するよう要請を受けた。ロシアは提案を検討する用意があると述べたが、ウクライナは交渉を拒否した。
ロシア軍はまた、西側諸国の武器や弾薬の海上輸送を阻止するため、ウクライナの港湾を攻撃したと繰り返し報告している。
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出典: https://vtcnews.vn/tong-thong-ukraine-muon-thoa-thuan-ngung-tan-cong-co-so-nang-luong-ar903461.html
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