ヘリテージ・アソシエーション、V-アート・スペース、オメガ・プラス、そして故画家チン・ヒュー・ゴック氏の遺族が主催する本展では、美術から建築、インテリアデザインに至るまで、40点以上の作品と工芸品が展示されます。1939年から1992年にかけて制作された風景画、静物画など、様々なテーマの絵画を通して、北部の田園風景の素朴で優雅な美しさを鑑賞することができます。優しい色彩と、穏やかでありながら自然な筆致が、その美しさを際立たせています。
展覧会はV-Art Space( ハノイ)で開催されます
写真提供:V-ART SPACE
本展では、絵画に加え、かつて名声を博したMÉMOブランドの数々の工芸品を通して、生き生きとしたデザインも展示されています。これらは1940年から1968年にかけて制作されたもので、「美と機能が調和する、人類のための芸術」という理念を体現しています。中でも最も注目すべきは、 ホー・チミン主席が独立宣言を起草した場所で、チン・フー・ゴックとその同僚が製作したテーブルと椅子のセットのデザインで、現在ベトナム革命博物館に収蔵されています。絵画「首都奪還の日にハンダオ通りの先頭に立つ」と共に、多才な芸術家と国の運命との調和を描いています。
さらに、本展では画家チン・ヒュー・ゴック氏の個人的な思い出の品々も展示され、鑑賞者は画家の日常生活をより深く理解することができます。また、禅画の精神が彼から息子で画家であり翻訳家でもあるチン・ルー氏へと受け継がれてきた、時代を超えた連続性と対話も展示されています。10月26日午前10時頃、チン・ルー氏がこの場で対談を行い、チン・ヒュー・ゴック氏の人生、業績、そして遺産に関する鮮明な思い出を語る予定です。
出典: https://thanhnien.vn/trien-lam-dac-biet-ve-co-hoa-si-trinh-huu-ngoc-18525090522165713.htm
コメント (0)