ニュージャージー州元知事クリス・クリスティ氏(左)が2023年11月の討論会に参加する
「今夜、私にとって一つ明らかなことは、私には(ホワイトハウスを目指す共和党の)指名を勝ち取る能力がないということだ」と、クリス・クリスティ氏は1月10日(米国時間)、ニューハンプシャー州ウィンダムのタウンホールで聴衆を前に語った。
この意外な決定は、クリスティ元知事が第2位の座を争ったサウスカロライナ州知事ニッキー・ヘイリー氏とフロリダ州知事ロン・デサンティス氏の間で争われた選挙戦に敗れた後に発表された。
一方、ドナルド・トランプ前大統領は、2024年の米国大統領選挙に向けた共和党予備選で引き続きリードしている。
クリスティ氏の撤退は主に、クリスティ氏が選挙活動の焦点としていたニューハンプシャー州で多くの支持を得ているヘイリー氏に有利となるだろう。
クリスティー氏は2023年6月に出馬を発表し、トランプ氏に挑戦することを決意し、自らを前大統領の代替候補と称した。
なぜトランプ氏はホワイトハウスに復帰する大きなチャンスを持っているのか?
元知事は2016年の共和党予備選にも出馬したが、トランプ氏の支持を表明した後、撤退した。2020年には、トランプ氏の再選キャンペーンに協力し、討論会の準備にあたった。
しかし、クリスティ氏はその後、トランプ氏を公然と激しく批判するようになった。昨年9月の共和党討論会では、トランプ氏が他の候補者との討論会に参加しなかったことを非難した。
2023年第3四半期にクリスティ氏は約380万ドルを集めたが、これはヘイリー氏やデサンティス氏といった候補者よりも少なく、もちろんトランプ氏ほど多くはない。
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