トリアン湖は、ドンナイ川(ドンナイ省ビンクー郡、ディンクアン郡、トンニャット郡、トランボム郡)に位置する、面積約323平方キロメートルの人造湖です。このプロジェクトは、塩分濃度の上昇を防ぎ、下流域の洪水を緩和し、ドンナイ省、 ビンズオン省、ホーチミン市の1,800万人の生産活動と生活に必要な水を供給しています。
ここは、トリアン水力発電所に供給するための水を貯める場所です。トリアン湖には大小約70の島々があり、人々が暮らしています。
5月12日のVietNamNetによると、湖周辺では多くの場所で地面がひび割れ、数百本の木の切り株がむき出しになっている。湖の一部は干上がり、動く池が形成され、一部の生物が生息できない状態になっている。
トリアン湖の水が引いた後、緑の草原や乾いた砂利と岩の浜辺が現れました。
雨季には、トリアン湖は広大な水量となり、多くの世帯の生活の糧となります。乾季には、暑さが長く続き、水位が下がり、広大な土地が姿を現します。毎年5月と6月には水位が最も低くなり、数百本の木々が裸になり、根が露出します。
グエン・ティエンさん(トリアン湖畔の住民)は、トリアン湖の水は毎年干上がるものの、今年ほど干上がったのは初めてだと語った。バイクで湖の真ん中まで行けるほどだ。
トリアン湖の漁師、ヴァンさんは、普段は毎日約10kgの魚を捕獲するが、ここ数ヶ月は1日に2~4kgしか捕獲できないと話した。「早朝から今に至るまで漁に出ていますが、2kg強しか捕獲できていません。1kgあたり6万ドンで売れるんです」とヴァンさんは語った。
トリアン水力発電会社のヴォー・タン・ニャン社長は、トリアン湖の現在の水位は51メートルで、死水位より1メートル高いが、湖の平常時の水位は62メートルだと述べた。今年は湖の水位が約13年ぶりの低水位となった。
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