レアル・マドリードは、36歳のストライカー、カリム・ベンゼマとの契約を予定より1年早く解除し、ベンゼマが自由に新しいクラブを見つけられるようにしたと発表した。
「ベンゼマのレアル・マドリードでのキャリアはプロフェッショナリズムの模範であり、チームの価値を象徴するものだ」とレアル・マドリードのホームページは6月4日付けで報じた。「したがって、ベンゼマには自身の将来を決定する権利がある」
2023年6月1日、スペインで行われた授賞式に出席したカリム・ベンゼマ。写真:ロイター
レアルは6月6日火曜日にチーム本部でベンゼマ選手を追悼し送別する式典を開催し、フロレンティーノ・ペレス会長も出席する予定。
レアルは本日、サンティアゴ・ベルナルベウ・スタジアムでアスレティック・ビルバオと対戦し、今シーズンのラ・リーガ最終戦を迎える。ベンゼマはこの試合に出場する可能性が高いが、彼にとってレアルでの最後の試合となる。契約はあと1年残っているが、レアルは2023年夏に新チームに移籍することを許可している。
ベンゼマは、現サウジリーグ王者アル・イテハドからのオファーを受け入れる可能性が高い。アスレティックによると、同クラブは今後2シーズンでベンゼマに4億3000万ドルを支払う予定で、これはアル・ナスルがロナウドに支払っていた年俸と同額だ。ベンゼマは来シーズン、サウジリーグでロナウドのライバルとなる可能性がある。さらに、アル・ヒラルはリオネル・メッシにも、ロナウドとベンゼマを合わせた年俸と同額の契約を提示している。メッシがサウジリーグへの移籍を受け入れれば、この大会には世界のトップスター3人が一堂に会することになる。
ベンゼマは2009年夏、クリスティアーノ・ロナウド、カカー、シャビ・アロンソといったスター選手たちと共に、リヨンを離れレアル・マドリードに移籍した。レアル・マドリードで通算647試合に出場し、353ゴールを記録し、チャンピオンズリーグ優勝回数最多記録の5人の中の1人である。ベンゼマの絶頂期は2021-2022シーズンで、キャリア初のゴールデンボール賞を受賞した。
ベンゼマがレアルを去ったことで、チームには2009年のメンバーがいなくなった。昨シーズンは、マルセロとセルヒオ・ラモスにも別れを告げた。
過去2日間、レアルはミッドフィールダーのマルコ・アセンシオとエデン・アザールの移籍も発表した。アセンシオはPSGへの移籍に合意したが、アザールはまだ去就を決めていない。
ホアン・アン
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