ロイター通信が裁判記録を引用して伝えたところによると、フロリダ州(米国)のブルース・ラインハート判事は6月19日、ドナルド・トランプ前大統領の弁護団に対し、機密文書捜査における証拠をメディアや国民に開示しないよう命じた。
したがって、これらの文書およびそこから得られるいかなる情報も、米国政府または裁判所からの通知および承認がない限り、一般の人々やメディアに公開されることはなく、またいかなるニュースやソーシャルメディアのプラットフォームでも配布されることはありません。
ドナルド・トランプ前米大統領は6月13日、米国ニュージャージー州で演説した。
ラインハート判事の命令はまた、トランプ氏の文書へのアクセスに厳しい条件を課し、トランプ氏は「コピーを保有してはならない」とし、「弁護人または弁護人スタッフの直接の監督下で」のみ事件文書を閲覧できるとしている。
トランプ氏は以前、ホワイトハウスを去った後に機密文書を違法に保有し、その後、この件に関する連邦捜査を妨害しようと共謀した罪で起訴されている。また、ポルノ女優との不倫関係を隠蔽するために口止め料を支払った容疑でも捜査を受けている。元米国大統領は全ての容疑を否認している。
トランプ大統領、連邦秘密文書事件で無罪を主張
しかし、フォックスニュースが6月19日に公開したインタビューで、トランプ氏は、書類保管庫の周囲に散らばっているシャツやズボン、ゴルフシューズなどの私物を回収するために、書類保管エリアに近づきたいと述べた。
「この箱を送り出す前に、荷物を全部取り出さないといけない。この箱の中には、いろんなものが混ざっているんだ」とトランプ氏は語った。
一方、 司法省は裁判所に対し、箱の中にはイラン攻撃計画を含む機密文書が入っていたと述べた。
世論調査によると、トランプ氏は2024年の共和党大統領候補指名争いで依然として大きなリードを保っている。米国法の下では、トランプ氏への起訴、あるいは有罪判決の可能性は、同氏の立候補や当選を妨げるものではない。
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