5月30日、韓国の尹錫烈大統領は北朝鮮の核・ミサイル計画の脅威に対処するため国際協力の強化を呼びかけた。
韓国の尹錫烈大統領が5月30日、済州島で開かれた拡散防止構想(PSI)ハイレベルフォーラムの開会式でオンラインで演説した。 |
「国連安全保障理事会の制裁にもかかわらず、北朝鮮は核・ミサイル計画に違法な資金提供を続けている」と尹錫烈大統領は済州島で開かれた拡散安全保障構想(PSI)高官級フォーラムの開会式で述べた。
同指導者は「このような脅威に対処するために協力を強化する必要がある」と述べた。
ユン氏は、北朝鮮の「前例のない」脅威を受けて、大量破壊兵器の拡散が国際平和に対する「深刻な脅威」となり得ると強調した。
ジョー・バイデン米大統領はフォーラムでのメッセージの中で、PSIの重要性と、大量破壊兵器の拡散を防止、阻止、終結させる取り組みの必要性を強調した。
北朝鮮が6月に初の軍事偵察衛星を打ち上げたことに対する懸念が高まる中、アジアの国がPSIフォーラムを主催するのは今年が初めてとなる。
また、韓国外務省は5月30日、同国と日本が前日に5年ぶりに核軍縮・核不拡散に関する二国間協議を開催したと発表した。
双方は、高まる核の脅威と、今後数週間以内に北朝鮮が偵察衛星を打ち上げる計画について懸念を表明した。
当局者は北朝鮮に対し、計画されていた発射を中止するよう促し、弾道ミサイル技術を使用したあらゆる発射を禁止した国連安全保障理事会の決議に重大違反するとして非難した。
両者はまた、国際的な核軍縮・不拡散体制への課題についても意見交換し、関連分野での協力を強化する方策についても議論した。
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