ロシアのユーゴスラビア軍集団の戦闘員がドネツク方面においてウクライナの3個旅団の展開地を攻撃したと報道官のワディム・アスタフィエフ氏がタス通信に語った。
「南方戦闘集団の戦闘機は、ディレエフカ集落付近のウクライナ軍第28独立機械化旅団と国境警備隊派遣隊、セヴェルスク付近の第81自動車化航空旅団、アヴデエフカの第110特別機械化旅団の臨時展開拠点を攻撃した」と報道官は述べた。
報道官によれば、同グループの戦闘機はリシチャンスク、ソレダル・アルチョモフスク、アヴデエフカ、マリインカにあるウクライナ軍の兵力と装備の集中地帯も攻撃した。
さらにアスタフィエフ氏は、同グループのTOS-1A重火炎放射器システムがアヴデエフカ近郊のウクライナ軍の集会を標的にしたと述べた。
報道官は、スポルノエにあるウクライナの拠点とペルヴォマイスコエにあるドローン検問所も攻撃されたと述べた。
さらに、アヴデエフカ、ペトロフスコエ、ペルヴォマイスコエにあるウクライナ軍の120mm迫撃砲3門が反撃により破壊された。アスタフィエフ氏によると、FPV自爆ドローン6機とマヴィック偵察ドローン3機も同部隊によって撃墜された。
ロシアのツェントル軍集団は、クラースヌイ・リマン方面において、トルスコエ地域付近とセレブリャンスコエの森に駐留するキエフ軍第63機械化旅団と第67機械化旅団の複数の部隊を攻撃したと報告した。
最大15個のウクライナ砲兵中隊もこのグループの圧倒的な火力によって発見され、撃退された。ツェントルグループはコンスタンチノフカ近郊のウクライナ軍の臨時展開地点にも砲撃とロケット弾攻撃を開始した。
一方、ドネツク南部では、ロシアのボストーク軍集団が、ノヴォミハイロフカ南部での第79機械化旅団(ウクライナ)の攻撃と、プリユトノエ北西部での第127領土防衛旅団の3回の攻撃を撃退したと発表した。
同グループの砲兵部隊は、ノヴォミハイロフカ近郊の電子戦基地「ノタ」も無力化した。さらに、キエフ軍の迫撃砲3門が反撃砲兵隊の射撃によって破壊され、TOS-1A重火炎放射器システムがノヴォミハイロフカ近郊、ニコルスコエ北部、およびウロージャイノエに集結していたキエフ軍の部隊を壊滅させた。
さらに、同集団の戦闘員らは、ノヴォミハイロフカ付近の第79空挺旅団、コンスタンチノフカ、ヴォジャノエ、ニコルスコエ北西部付近の第72機械化旅団、スタロマヨルスコエ付近の第128領土防衛旅団、ウロージャイノエとノヴォドネツコエ付近に駐屯する第58機械化旅団の臨時展開地や部隊集合地点にも攻撃を実施した。
さらに、ロシアのメディアは、キエフ軍の砲兵6門を標的としたランセット・ドローンによる最近の攻撃を記録したビデオも公開した。この中には少なくとも米国製のM777自走榴弾砲1門、フランス製のシーザー自走榴弾砲1門、米国製のM109自走榴弾砲1門が含まれている。
一方、ロシア領土への攻撃は続いている。ロシア国防省によると、10月11日朝、ブリャンスク上空で自爆ドローン2機がロシアの防空軍によって撃墜された。死傷者や物的被害は報告されていない。
4ヶ月以上前に始まったウクライナの反撃は、未だ明確な勝利を収めていない。人員と物資の多大な損失にもかかわらず、キエフ軍はロシア軍の防衛線をどの方向からも突破できていない。
HOA AN (SF、AVPによる)
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