The Vergeによると、AcerのSpatialLabs 3Dテクノロジーは、立体ディスプレイを用いて3D画像を作成するもので、3Dメガネを使わずに3次元の物体を認識することができます。このテクノロジーは、それぞれ3,500ドルと4,000ドルのConceptDとPredator Helios 300ノートパソコンで初めて導入されました。そのため、ユーザーにとってこれらの製品へのアクセスは限られていました。
Aspire 3D 15 SpatialLabs Editionならメガネなしで3Dを楽しめる
Aspire 3D 15 SpatialLabs Editionは、価格問題を解決し、ユーザーにとってより手頃な価格を実現します。15.6インチUHDディスプレイを搭載したこのノートPCは、Intel Core i7-13620H CPU、NVIDIA GeForce RTX 4050 GPU、32GB DDR5 RAM、2TB SSDなど、多様なハードウェア構成を備えています。
本製品には、HDMI 2.1、Thunderbolt 4対応USB-C、USB 3.2ポート3個、イーサネット、ヘッドホンジャックなどの接続ポートが搭載されています。Wi-Fi 6ワイヤレス接続規格に対応し、Microsoft Copilot AI BotなどのAIツールとの連携も可能です。
Aspire 3D 15 SpatialLabs Editionは3D画像の作成において優れた性能を発揮しますが、Acerの従来の3Dスクリーン搭載ノートパソコンと同様に、複数の人が同時に3D画像を視聴することはできません。これは、SpatialLabsの立体3D技術が、2つの特殊なセンサーでユーザーの目と頭の位置を追跡するためです。各ユーザーの目には、それぞれほぼ同一の2D画像が映し出されますが、脳は通常、これを3次元として認識するため、結果として、1人のユーザーのみに3D画像が生成されることになります。
Aspire 3D 15 SpatialLabs Editionは来月発売予定で、価格は1,399ドルからとなります。ノートパソコンとしては高額ですが、Acerのこれまでの3Dディスプレイ搭載ノートパソコンと比べると大幅に安価です。ユーザーが3Dノートパソコンをより手軽に試せるようにするのが狙いです。
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