連邦政府機関に一定期間資金を提供する典型的な暫定解決策とは異なり、ジョンソン氏が発表した措置は、米国政府の一部に1月19日まで、その他の部分に2月2日まで資金を提供することになる。
マイク・ジョンソン下院議長。写真:ロイター
「この2段階の決議は下院共和党を勝利に最も有利な立場に立たせるために必要な法案だ」とジョンソン氏は電話会議で下院共和党議員らに計画を明らかにした後、声明で述べた。
下院共和党の暫定的な解決策には、イスラエルやウクライナへの援助のような追加資金は含まれていない。
下院と上院は、ジョー・バイデン大統領が金曜日に署名して法律として成立させることができる予算案で合意しなければならない。合意しない場合、過去10年間で4度目となる米国政府部分閉鎖に陥るリスクがあり、約400万人の連邦職員の給与支払いが中断され、財務監視から科学研究までさまざまな活動に支障が出る。
ジョンソン首相は、歳出をめぐる米議会の政治的二極化が国の財政健全性に対する脅威であるとして、ムーディーズが英国の信用格付けの見通しを「安定」から「ネガティブ」に引き下げた翌日に、暫定的な解決策を発表した。
この法案は、軍事建設、退役軍人給付、交通、住宅、都市開発、農業、食品医薬品局、エネルギー・水道プログラムへの資金提供を1月19日まで延長する。その他の連邦政府の活動への資金提供は2月2日に期限切れとなる。
しかし、この計画はすぐに両党の議員から批判を浴び、ホワイトハウス報道官のカリーヌ・ジャンピエールは声明で、この提案は「共和党内の混乱を増大させるだろう」と述べた。
民主党のブライアン・シャッツ上院議員はジョンソン首相の措置を「非常に複雑」と呼び、「このナンセンスのせいで国民に金銭的な負担がかかっている」と付け加えた。
この暫定措置により、議員らは来年9月30日までに米国政府に資金を提供するための包括的な歳出法案を可決するための時間をより多く得ることになる。
クオック・ティエン(ロイター通信による)
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