ネイサン・アケの物議を醸したゴールのおかげで、マンチェスター・シティはFAカップ第4ラウンドでホームのトッテナムを1-0で破った。
88分、MFケヴィン・デ・ブライネが左サイドからのコーナーキックをゴール前に蹴り込み、センターバックのルベン・ディアスがGKグリエルモ・ビカリオに迫りボールを奪い合った。トッテナムのGKはパンチングで弾き出そうとしたが、ディアスの衝撃でボールはゴール前に落ち、アケが難なく無人のゴールネットに押し込んだ。主審ポール・ティアニーはマンチェスター・シティの得点を認め、VARは介入しなかった。ホームチームの選手は抗議したものの、主審の判定は覆らず、ビカリオにもイエローカードが提示された。
ネイサン・アケ(左)は、2024年1月26日夜、イングランド・ロンドンで行われたFAカップ4回戦、マンチェスター・シティ対トッテナム戦の88分に、無人のゴールにボールを叩き込み、この試合唯一の得点を決めた。写真:ロイター
残り時間、マンチェスター・シティは主にトッテナムのコーナーキックにボールを寄せることで時間を稼いだ。アディショナルタイムの最後の1分、何百人ものアウェイサポーターがピッチに背を向け、互いに腕を組んでおなじみのポズナンダンスを踊った。彼らはチームの勝利を確信していたからだ。
試合終了のホイッスルが鳴ると、ペップ・グアルディオラ監督とマンチェスター・シティのリザーブ選手たちがピッチに登場し、アウェイチームのサポーターと喜びを分かち合った。54歳のグアルディオラ監督は歓喜に沸き、選手たちと何度も何度も抱き合った。デ・ブライネと対面した際には、頬にキスまでした。マンチェスター・シティは、トッテナム・ホットスパー戦で5試合連続無得点・全敗という記録を破り、まるでリーグ優勝を果たしたかのように勝利を祝った。
マンチェスター・シティは、101本目のシュートを放った瞬間に初得点を挙げた。1月26日夜の試合で、アウェイチームは18本のシュートを放ったものの、そのチャンスをすべて無駄にしてしまった。特に82分にデ・ブライネが放った1対1のシュートは、その好機を逃した。一方、トッテナムは圧倒され、ブレナン・ジョンソンが後半開始早々に放ったシュート1本のみにとどまった。
トッテナムはシュート数では大きく劣勢だったものの、カウンターアタックを多く仕掛け、良い試合運びを見せた。しかし、決定的なパスの精度が低かった。アンジェ・ポステコグルー監督は、キャプテンのソン・フンミン、MFのイヴ・ビスマ、そしてパペ・マラン・サールを代表戦や負傷で欠き続けた。そのため、チームの攻撃力は大幅に低下した。
マンチェスター・シティは、負傷からまだ復帰していないアーリング・ハーランドを欠き、デ・ブライネもベンチ入りした。オスカル・ボブ、ジュリアン・アルバレス、フィル・フォーデンといった若手選手たちは、前半60分で多くの決定機を作れなかった。ボブは試合序盤にゴールを決めたが、わずかな距離からのオフサイドだった。
マンチェスター・シティはいつものように、デ・ブライネの投入後、はるかに良いプレーを見せた。おかげで、ディフェンディングチャンピオンは公式戦6連勝を記録した。次の対戦相手は2月1日、プレミアリーグでバーンリーと対戦する。
スアン・ビン
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