プレミアリーグ第8戦で、マンチェスター・ユナイテッドがブレントフォードに2-1で勝利するのに、ロスタイムに2得点を挙げたミッドフィールダーのスコット・マクトミネイは、困難に直面してもチームが決してひるまないことを証明した。
「試合を見て、本当にタフな試合だったと思いました」と、オールド・トラッフォードでの勝利後、マクトミネイは語った。「プレミアリーグのどのチームを相手にしても、特に組織力のあるチームと対戦するのは簡単ではありません。しかし、チャンスを待ち、タイミングを見計らわなければなりません。そして、マンチェスター・ユナイテッドのメンタリティは決して諦めないのです。」
マクトミネイ(左)は後半ロスタイム7分にマンチェスター・ユナイテッドの決勝点を決め、喜びを爆発させた。写真:ロイター
26分、カゼミーロの個人的なミスからマティアス・イェンセンがブレントフォードの先制点を奪い、アウェイチームは1点リードを維持して試合終了を迎えた。その後、マクトミネイが2ゴールを決め、ホームチームが勝ち点3を奪い返した。アディショナルタイム3分、スコットランド出身のミッドフィールダー、マクトミネイは相手のクリアミスを巧みに捉え、ニアコーナーにシュートを決めて同点に追いついた。
クライマックスは後半ロスタイム7分に訪れた。フリーキックからハリー・マグワイアがヘディングでマクトミネイへパス。マクトミネイがゴール近くまでヘディングシュートを決め、2-1の勝利を決定づけ、オールド・トラッフォードは熱狂に包まれた。マンチェスター・ユナイテッドに勝利をもたらしたマグワイアとマクトミネイは、かつてテン・ハーグ監督の構想から外れており、2023年夏のウェストハム移籍が目前に迫っていたものの、ポジション争いのために残留を希望していた。
マクトミネイは、トッテナムがスティーブン・ベルフワインの5分と7分での2得点で逆転勝利を収めて以来、プレミアリーグで90分以降に2得点を挙げた初の選手となった。マクトミネイはマンチェスター・ユナイテッドでオールド・トラッフォードで直近10ゴールを記録しており、これは1999年3月から2000年4月にかけてオーレ・グンナー・スールシャールが記録した11ゴールに次ぐ、プレミアリーグ最長のホーム連続得点記録となっている。
マクトミネイは、ロスタイムの2ゴールをキャリアで最も思い出深い瞬間の一つに挙げている。「2点目を決めた時の気持ちは言葉では言い表せない」と26歳のマクトミネイは語った。「全員が団結することが大切で、それがこのクラブの精神だ。私たちはファンのためにやっている。私もファンのためにやっている。マンチェスター・ユナイテッドのファンなので、チームの活躍を願っている」
マクトミネイは2002年にマンチェスター・ユナイテッドのユースチームに入団し、2017年にファーストチームに昇格。公式戦215試合に出場し、21ゴールを記録した。マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることのプレッシャーについて問われると、26歳のマクトミネイはこう答えた。「ファンは良いプレー、ゴール、そして良い結果を出すことを期待しているが、我々はそういったことは気にしてはいけない。もっと上手くやれると自覚し、実際そうでない時にうまくやっていると甘く見てはいけない。前に進むべき時だ。この勝利はマンチェスター・ユナイテッドが前進するためのきっかけになるだろう。」
一方、ブレントフォードのトーマス・フランク監督は、「こういう瞬間はサッカーにとって苦いものになる。我々は多くのことをうまくやり、攻めることができる時は攻め、カウンターアタックを仕掛け、守備もしっかりして勝利に値した。マンチェスター・ユナイテッドは得点するまでに多くのチャンスを作れなかったと思う。マンチェスター・ユナイテッドの方がボールを保持していたのは分かっているが、少なくとも引き分けの方がより公平な結果だっただろう」と語った。
ホン・デュイ
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