ロイター通信は複数の情報筋の話として、ドナルド・トランプ次期米大統領がマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に任命すると報じた。
トランプ氏は土壇場で考えを変えることで知られているが、ロイター通信が入手した複数の関係筋によると、この決断は11月11日(米国時間)に下された模様だ。ニューヨーク・タイムズ紙も11月11日付で、3人の関係筋の話として、トランプ次期大統領が国務長官にルビオ上院議員を指名する見通しだと報じた。関係筋によると、これは最終決定ではないものの、トランプ氏はルビオ氏を選んだ模様だ。ロイター通信によると、フロリダ州生まれの政治家であるルビオ氏は、承認されれば中南米出身者として初めて国務長官に就任することになる。トランプ氏とルビオ氏の代理人はコメントの要請に応じなかった。ロイター通信によると、ルビオ氏(53歳)はトランプ次期大統領が国務長官候補として挙げている候補者の中で最も強硬派とされ、長年にわたり中国やイランなど米国の地政学的なライバル国に対する強硬な外交政策を支持してきた。ルビオ氏は米上院議員の中で中国に対して最も強硬な姿勢を取っているとみられている。 ルビオ氏はここ数年、トランプ氏の考えに沿うよう自身の立場を一部軟化させてきた。トランプ氏は、歴代大統領らが米国を高くつく無益な戦争に導いたと非難している。トランプ新政権は、2017年の就任時よりも不安定で危険な世界に立ち向かうことになる。ウクライナや中東では紛争が続き、中国は米国の敵対国であるロシアやイランとの連携を深めている。ロイター通信によると、ウクライナ危機はルビオ氏の重要課題となるだろう。最近のインタビューで、ルビオ氏は、ウクライナはロシアが支配する領土の全てを奪還することに焦点を当てるのではなく、ロシアと交渉による解決策を模索する必要があると述べている。彼はまた、4月に可決されたウクライナへの950億ドルの軍事支援策に反対票を投じた15人の共和党上院議員の一人でもある。
ドナルド・トランプ前米大統領とマルコ・ルビオ上院議員は11月4日、ノースカロライナ州ローリーのJSドートン・アリーナで行われた選挙集会に出席した。
写真:ロイター
タンニエン.vn
出典: https://thanhnien.vn/ong-trump-da-chon-duoc-nguoi-lam-ngoai-truong-my-185241112094237158.htm
コメント (0)