「ムバッペが今週初め、契約延長交渉は行わないと断言する衝撃的な手紙をPSG首脳陣に送ったことを受けて、今回の協議は発生した状況を解決し、すべての関係者に利益のある合意に達するためのものだ」とマルカ紙は報じた。
ムバッペ(右)とPSG会長のナセル・アル・ケライフィ
しかし、ナセル・アル・ケライフィ氏とムバッペ選手の母親、そしてムバッペ選手自身とPSGのスポーツディレクター、ルイス・カンポス氏との話し合い(フランスメディアの報道による)を経ても、両者の意見の相違は依然として残っており、解決策は見つかっていないようだ。
PSGは、ムバッペが現行契約の延長交渉をする必要があると主張している。パリは、ムバッペの要求に全て応え、非常に手厚い金銭的インセンティブを提供し、彼を中心にチームを築き上げてきたことを踏まえれば、延長交渉は当然のことだと考えている。そうでなければ、ムバッペは移籍リスト入りし、フリー移籍は不可能になる。一方、ムバッペは延長交渉は行わず、契約の残り1年を全うし、2024年夏にフリー移籍したいと表明したとマルカ紙は付け加えた。
「ムバッペの理由はPSGにとって不公平だと考えられている。提案されているもう一つの解決策は、1年間の契約延長条項を2025年6月まで有効にすることだが、ムバッペはPSGの希望通り、2024年6月に契約金を支払って退団することもできる。しかし、ムバッペは今回の発表を受けてこの案には興味を示しておらず、PSGとのさらなる拘束にも非常に消極的になっているようだ」とマルカ紙は報じた。
ムバッペはPSGで困難な状況にある
「現状では、PSGとムバッペは意見の一致を見出せないというほぼ全員一致の結論に至っている。24歳のフランス代表スターが来シーズンもパルク・デ・プランスでプレーを続ける可能性は極めて低い」とマルカ紙は報じている。
マルカの情報筋は次のようにコメントしている。「ムバッペが今すぐPSGを離れたくない理由は、締結した契約の金銭的部分の大部分を放棄することになるからだ。さらに、2024年にパリで開催されるオリンピック関連の活動により、ムバッペのイメージはフランス国民の間で大きく損なわれている。そのため、ムバッペとPSGの双方が納得のいく解決策を見つけなければならない非常に複雑な状況となり、解散はほぼ避けられないと予想される。」
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