ドイツの複合企業ラインメタルは、今後12週間以内にウクライナに装甲車両工場を開設すると発表した。
ドイツの大手兵器メーカーが、ウクライナに装甲車両の生産・修理工場を開設する。(出典:ゲッティイメージズ) |
この企業は、ウクライナ西部に建設される予定の工場で生産される戦車やその他の装甲車両の整備方法をウクライナ人に訓練するとみられる。
ドイツの防衛企業ラインメタルの取締役会会長、アーミン・パペルガー氏はCNNのインタビューで、「ウクライナ人は自力で立ち直らなければならない。今後10年、20年もの間、欧州や米国からの支援を待たなければならないのであれば、それは不可能だ」と述べた。
同氏によると、同社はウクライナの工場で年間約400両の戦車を生産する予定だ。さらに、フックス装甲兵員輸送車の生産・修理も計画されている。
パペルガー氏は、この工場はロシアとウクライナの潜在的な衝突から守られると述べた。「(ウクライナには) 軍需品工場がたくさんある。これは単なる工場の一つに過ぎず、我々が守ることができる」と同氏は述べた。ウクライナの防衛企業ウクロボロンプロムは5月、ラインメタルと合弁事業設立のための戦略的提携契約を締結した。
この協定に基づき、ウクロボロンプロムとラインメタルは、ウクライナに輸送される装甲車両の技術保守・修理において協力する。ラインメタルは、弾薬製造および防空システムの合弁事業をさらに2社設立するための契約締結を目指している。
ラインメタルはドイツ最大の兵器メーカーです。同社独自のデータによると、同社は西側諸国における軍事装備および弾薬の生産において上位3社に数えられます。現在、ラインメタルの売上高は100億ユーロを超えています。
以前、ラインメタルが2024年にウクライナにレオパルド2戦車14両を納入すると報じられていた。改良型2A4戦車を購入し、ウクライナ軍(VSU)に納入する契約の発起国はデンマークとオランダであった。
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