米国は、ベトナム領であり中国が不法に占拠している西沙諸島付近に駆逐艦ホッパー号を派遣すると発表した。
米海軍は本日、ミサイル駆逐艦ホッパーが、ベトナム領で現在中国が不法占拠している西沙諸島付近で「国際法に従い航行の自由を行使した」と発表した。
この発表は、中国軍南部戦区が、駆逐艦ホッパーが西沙諸島に接近したため「追跡・追放」するために部隊を派遣したと発表した後に行われ、米国の行動は「東海に安全保障上のリスクをもたらした」と述べた。
11月9日、 太平洋を航行するUSSホッパー。写真:米海軍
米国は、中国の不当な領有権主張に対抗するため、南シナ海で定期的に航行の自由作戦(FONOP)を実施している。米海軍は、中国が南シナ海の列島線内の海域全体を網羅するいわゆる「直線基線」の設定に反対している。
西沙諸島は1974年に中国に武力で占領された。中国は2012年7月からプーラム島を本部とする「三沙市」を設立し、チュオンサ島やホアンサ島を含む東海の群島をベトナムの主権下で掌握することを目指している。
ベトナムは、東海における中国の違法行為を繰り返し非難してきた。 ベトナム外務省報道官は、ベトナムは国際法に基づき、チュオンサ島及びホアンサ島に対する主権を主張する十分な歴史的証拠と法的根拠を有していると述べた。ベトナムの許可なくチュオンサ島及びホアンサ島で行われたいかなる活動も無効である。
南シナ海地域。画像: CSIS
ドゥック・チュン(ロイター通信による)
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)