西アフリカ諸国は、最近のクーデターを受けて同国に介入する「準備のできた」部隊を編成すると発表した翌日、8月11日に予定されていたニジェールの危機について協議する重要な軍事会議を延期した。
クーデター支持派の抗議者が8月3日、首都ニアメで行われたデモでニジェール国旗を掲げている。(出典:AFP) |
軍筋によると、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の参謀総長は、8月12日にガーナの首都アクラで開催される会議に出席する予定だった。しかし、会議は後に「技術的な理由」により無期限延期となった。
関係筋によると、この会合は当初、待機部隊の発動と展開に関する「最善の選択肢」について域内首脳に報告するために予定されていた。ECOWASは待機部隊の詳細や行動のスケジュールをまだ明らかにしておらず、地域首脳は依然として平和的解決を望んでいると強調している。
また8月11日には、ニジェール軍事政権の支持者数千人が首都ニアメ郊外のフランス軍基地近くに集まった。
8月10日、ECOWAS(西アフリカ共同体)がニジェールへの「憲法秩序回復のための待機部隊」の派遣を承認したことを受け、抗議者たちはフランスとECOWASに対する抗議スローガンを連呼した。多くの抗議者がニジェール軍事政権の指導者、アブドゥラハマネ・ティアニ将軍への支持を表明した。
フランスは7月30日、ニジェールのフランス大使館前で抗議活動が発生したことを受け、自国民の自主避難を組織した。フランスは約1,500人の軍人をニジェールに派遣し、8年間続く血なまぐさいジハード主義反乱との戦いを支援している。彼らの多くは、フランス軍とニジェール軍が共同で運営するニアメ近郊の空軍基地に配備されている。
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